リテールアジェンダ2026 #07

ディップ マーケティング本部長・中村大亮氏が「リテールアジェンダ」カウンシルに就任

前回の記事:
伊勢丹、三菱食品、イオンマーケティング、Mizkanが小売DX最前線とトレードマーケティングの進化を議論 リテールアジェンダ2026【参加企業募集中】
 

「マーケティング」と「人」 双方の視点からリテールの未来を考える


 国内外のリテールやメーカーのマーケター、そしてパートナーをつなぎ、一気通貫のマーティングの実現を目指すカンファレンス「リテールアジェンダ2026(主催:ナノベーション)」が、10月28・29日の2日間、東京都渋谷区のEBiS303で開催される。

 このたび、同カンファレンスのカウンシルメンバーに、ディップ マーケティング本部 本部長の中村大亮氏が就任することが決まった。

 カウンシルには、リテールビジネスやマーケティングに豊富な知見と経験を持つリーダーが参画。カンファレンスのさらなる価値向上とマーケティング業界の発展に向け、それぞれの専門性を生かし、多角的な視点から助言を行う。
 
中村 大亮 氏
ディップ株式会社
マーケティング本部 本部長

ブランド、サプライヤー、両サイドでマーケティングを経験。LION、Allabout、三菱電機においてマーケティング業務、KDDIの戦略子会社SupershipではCMOとしてデータ基点のマーケティング支援を担当。オンライン・オフラインのマーケティングを経験。バリュエンスホールディングスにてマーケティング責任者、野村ホールディングスを経て、現職。

 中村氏はこれまで、ライオンをはじめとする事業会社で、消費者と商品をつなぐマーケティングに携わってきた。一方、現在所属するディップは、小売・流通をはじめとしたリテール領域にも多くの人材を送り出しており、採用や定着、生産性向上など、リテールの現場が抱えるさまざまな課題と向き合っている。

 消費行動の変化やデジタル化の進展に加え、人手不足が深刻化するなか、リテール業界では、店舗やEC、アプリなどの顧客接点をいかに進化させるかという「マーケティング」の視点と、その顧客体験を支える「人」や「働き方」の視点が、これまで以上に密接に結びついている。

 中村氏はカウンシルメンバーとして、メーカーをはじめとする事業会社で培ってきたマーケティングの知見と、人材サービスを通じてリテールの課題に向き合うディップでの経験を生かし、リテール業界の未来に向けた議論に参画していく。

 就任にあたり、中村氏は次のようにコメントしている。

 リテールアジェンダの立ち上げ当初から変わらず、リテールとメーカーの関係には高い関心を持っています。両者がともに成長していくためには、同じ目線で顧客に向き合うことが欠かせません。リテールアジェンダのようなカンファレンスもその一助となり、両者の関係は少しずつ前進していると感じています。

 直近で関心を持っているテーマとして、現職との関係から「人材確保」と言いたいところではありますが、特に注目しているのは、リテールにおけるエリア戦略です。

 たとえば、「げんこつハンバーグ」で知られる「炭焼レストランさわやか」は、物流上の制約が大きいと思いますが、静岡県内に展開エリアを限定することで、結果としてブランドのコモディティ化を防止していると思います。

 一方、信州のローカルスーパー「ツルヤ」は徐々に出店エリアを南へ広げ、埼玉県に近いエリアまで進出しています。こうした出店戦略の背景に、経営者や現場の方々のどのような考えや思いがあるのか、非常に興味があります。

 リテールアジェンダが、リテールとメーカー、さらには私たちのような「人」に関わる企業まで、立場の違いを超えて、同じ目線で顧客に向き合うことを後押しする場になればと思っています。

 カウンシルの皆さまは、リテールビジネスの第一線で活躍するプロフェッショナルです。その中で私は、人材関連企業に携わっていることを強みに、「人材確保」という観点からも議論に貢献していきたいと考えています。
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リテールアジェンダ2026のテーマは「目的地としてのリテール」


 リテールアジェンダは2017年の初開催以来、国内外のリテール企業やメーカーのマーケティング責任者らをつなぎ、業界の垣根を越えて知見を共有するネットワーキングの場を提供してきた。

 第10回の節目を迎える今回のテーマは「Retail as a Destination Driven by Data, AI & Consumer Insights」。

 物価高を背景とした消費者の価格意識の高まり、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化、少子高齢化や価値観の多様化に伴う生活様式の変化など、消費を取り巻く環境は大きな転換点を迎えている。

 こうしたなか、リテールに問われているのは「モノを買う場」としての価値にとどまらず、顧客があえて足を運びたくなる「目的地」へと店舗を進化させられるかどうかだ。

 データやAIから得られる顧客インサイトを生かしながら、リアルな場だからこそ生まれる体験や、人を惹きつける熱量をどう掛け合わせていくのか。その答えを探るには、小売、メーカー、テクノロジー企業など、立場を越えた知見の共有と対話が欠かせない。

 リテールアジェンダ2026では、各社がもつ事例やアイデア、ノウハウを持ち寄り、「知識」を実践につながる「知恵」へと変えていくことを目指す。多様なプレイヤーが集い、「人」と「知」が交わることで、次世代の店舗を起点とした新しいエコシステムを共創し、日本のリテールビジネスのさらなる発展につなげていく。
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リテールアジェンダ2026 開催概要

 
名称
リテールアジェンダ 2026(RA26)
日時
2026年10月28日(水)~29日(木)
会場
EBiS303
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル3階
参加者
小売70名、メーカー60名、パートナー70名 合計200名
参加方法
リテール枠:無料(事前審査制)
メーカー枠:無料(事前審査制)
プレミアム枠:100,000円(税込み110,000円)
パートナー枠:270,000円(税込み297,000円)
主催
株式会社ナノベーション
特別協力
アジェンダノート(AGENDA note.)
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