CESレポート
【CES2019ツアーレポート】注目プログラムから、周辺のおすすめレストラン、移動手段まで
2019年1月7~11日に米国・ラスベガスで開催された「CES」。ナノベーションでは視察ツアーを組み、総勢14名で参加してきました。今回、CESに参加したナノベーション 笠原望が現地レポートいたします。
新しいテクノロジーに出会えるCES
50年以上の歴史を持つCESは、当初は家電ショーでしたが、現在は社会変革につながる新しいテクノロジーを紹介するイベントに成長を遂げています。会場は、コンベンションセンター(通称LVCC)やホテルの宴会場など、ラスベガスの広範囲を使用しています。今回は、私が注目したブースと講演を紹介していきます。
LG、P&G 注目の展示ブースを紹介
■LG
曲げることができる「8K液晶ディスプレイ」を空間いっぱいに使用したサイネージは、他の家電メーカーよりも圧倒的に画質が美しく、群を抜いていました。■P&Gブース
SK-II Future
- 肌の感触がわかるペンで肌年齢を割り出し、キメや水分量などお肌の状態を細かく診断してくれます。
- 診断された肌の状態から、適したSK-IIの商品を紹介します。
- SK-IIのボトルにセンサーが仕込まれており、つけた時間を教えてくれます。例えば、朝晩10時につける予定でセットしておいて、予定通りの時刻につければ「well done!」と褒めてくれたり、つけ忘れた日は「疲れていたのかな?」など気遣ってくれます。ボトルをキャラクター化することで愛着を持たせて、義務になりがちなスキンケアに長く楽しく取り組んでもらう狙いです。
同じく、P&Gブースに展示されていたのが、レーザーで温めてくれるひげ剃り「ジレット」。2万以上の投票の中で約2000票を集め、もっとも優れたテクノロジーにおくられる「Best of CES 2019」に選ばれました。
実際に「ホーム(お家)」を使ってGoogleホームの使い方を具体的なシチュエーションとともに説明してくれます。
- 朝:スケジュールを読み上げてくれます。
- キッチン:レシピを教えてくれます。
- リビング:Google Photoで好きな写真を見せてくれます。
そのほか、通訳がいなくても外国人と話ができたり、ドアを声だけでハンズフリーで開けたり、知っているようで知らないGoogle Homeの使い方を学べました。