SNS・消費行動から見えてくる20代女子のココロ #20

YouTubeやインスタと共存するTikTok。一瞬の流行と捉えるのは、大きな間違いだ

 

インスタントに情報を得るなら、TikTokが便利すぎる


 InstagramやYouTubeとの差を語るならば、その「尺の短さ」と「動画以外で記載できる情報の少なさ」にあると考える。もちろん、動画ならではの映え方や、TikTokだからこそ成立するネタ動画もあるのだけれど、それ以上に「尺の短さ」と「動画以外の情報量の少なさ」は、TikTokの立ち位置を決定付けているのではないだろうか。

 まずは、「尺の短さ」から説明したい。TikTokはご存知の通り15~60秒程度の動画を見るアプリだが、この動画の長さが多様なコンテンツカテゴリーでうまく機能している。

 例えば、英語の学習動画もYouTubeならば一本の動画内に複数のセリフが含まれる会話を紹介するものが多いが、TikTokでは「よく間違える挨拶の英語」がひとつだけ解説されて終わる。「よく使っている“○○”という英語表現、ネイティブはこういいますよ!理由はこうです!」で、動画が終わるのである。



 最近、YouTube上のセミナー動画やノウハウ動画で、説明文にタイムスタンプを置いて、見たい内容に合わせて動画を飛ばせるようにしている動画があるが、YouTubeをずっと見ていると、飛ばし飛ばしで見たくなってしまうときがある。TikTokだと、それが分解されて短く投稿されており、見たいコンテンツだけをインスタントに見ることができる。

 以前の記事でも記載したが、Instagramをはじめ「コンパクト」で「わかりやすく」「情報が凝縮した」コンテンツが求められる傾向がある。TikTokはこの傾向を動画において実現したメディアだと言えるだろう。

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