鹿毛康司、モダンエルダーを目指す #06
未経験だらけの仕事に挑戦し続ける31歳、20代転職サイト「Re就活」の学情で不思議な能力者を見つけた
2024/08/05
時間をかけすぎずに準備し、効果が出やすいことから始める
鹿毛 平日は仕事で、土曜日はビジネススクールに通っていますよね。それこそ寝る間も惜しんで仕事をしていると思いますが、お風呂のときくらいはゆっくりしていますか。
定 お風呂に入っているときはスマホを触ったりできないので、仕事のことをゆっくり考えられます。そのときに思いつくこともたくさんあります。
鹿毛 いやいや、お風呂は何も考えないでゆっくりできるからお風呂なんですよ(笑)。お風呂ぐらいはゆっくりしましょう。話を戻しますが、定さんはいったいなぜ新しいことにも短期間で挑戦し、成果を出し続けられるのですか。
定 学情って、現状維持よりも「改善や成長を常に考え実行する」ことを大切にしている会社なんです。だからそれに合わせて自分でできることを取り組むようにしてきました。
書籍をたくさん読んだり、メディアやネットで調べて勉強したり、時間をかけ過ぎずにできると思うまで準備をしました。社長から直接フィードバックをもらえる機会もあるので、つい頑張ってしまいます。
鹿毛 他に秘密はありますか。
定 そうですね。ゆっくりしているとトレンドが変わってしまうので、期限を決めるようにしています。
鹿毛 入社したての若手ビジネスパーソンに何かメッセージはありますか。
定 そうですね。若い頃に任される仕事は、失敗しても会社が潰れるような大きなダメージにはならないと思います。若手社員が、頑張って何かにチャレンジしようとしていると上司や先輩が手を差し伸べてくれたり、ヒントをくれることが多いと思います。とにかくやってみたら良いと思います。
鹿毛 そして学情のように挑戦させてくれる風土も必要な気がしますね。
定 はい。私も何かやる時は、協力してくれる人が1人、2人と増えていきました。たくさん助けてもらいました。学情には「チャレンジ」を推奨する文化や、頑張っている人を応援する優しさや温かさみたいなものがあるんです。それが、とてもありがたかったです。それで判断能力を少しずつ鍛えることができたと思っています。
鹿毛 これからはどうなりたいですか?
定 このタイミングでもう1度しっかりとフレームワークなどを学ぼうと思って、ビジネススクールに通いだしました。「学ぶ」と「実践する」を組み合わせながらこらからもやってみようと思います。
鹿毛 これから、さらに失敗が許されないような重要な案件が定さんに振られると思います。どうしましょうか(笑)。
定 その都度、それに向けた準備をします(笑)。
鹿毛 少し休みながらいきましょう。若いからこそうまくいったこともあるだろうし、みんな定さんを頼りにしていると思います。でも、ゴムが伸びきったらもうそれ以上伸びなくなってしまいます。少し遊びを持たせないと。ぜひ、お風呂に入ったときは「無」になってください(笑)。
定 わかりました(笑)。本日はありがとうございました。
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