企画職のための「1.5拠点居住生活」のすすめ #02
北海道・美瑛町にひと月まるごとプチ移住 「1.5拠点居住」実践レポート【中編】
2025/08/29
都市と地方にそれぞれ拠点を持ち、自由に行き来して生活する「2拠点居住」や「多拠点居住」への関心が高まる中、自分でもなんらか実践してみようと、今年の8月はひと月まるごと北海道・美瑛町にプチ移住することにしました。個人的には「1.5拠点居住」といったイメージです。
その実践報告を、前編・中編・後編の3回にわたってお伝えしており、今回は中編となります。8月1日(金)に北海道・美瑛町にやって来て、早いもので25日。この原稿を書いているのは、8月25日(火)となります。
その実践報告を、前編・中編・後編の3回にわたってお伝えしており、今回は中編となります。8月1日(金)に北海道・美瑛町にやって来て、早いもので25日。この原稿を書いているのは、8月25日(火)となります。
企画職のプチ移住の前に必ずやっておきたい2つのこと
美瑛町での「1.5拠点居住」の実践は、なかなかに最高です。仕事もどんどん目途が立ってきて、日々充実して暮らしています。とはいえ、ずっと家に籠っているわけではなく、土日を中心に、“ザ・観光”な感じのアクティビティもけっこうやっています。

家を出た道から見える十勝岳(噴煙が出ている)が素晴らしい。

美瑛町は、北海道のほぼ、ど真ん中!
それでも、東京の自宅にいるよりも仕事が捗るその理由は何でしょうか? それは、以下の3つが考えられます。
①なにせ涼しい
近所のスーパーに買い物に行って帰ってきても、疲れません。夜には秋の虫の音の大合唱。気分よく働けます。
②滞在場所に“お手軽な娯楽”がない
自宅にいるとどうしても、録画してある映画を観たり、追っかけ再生で音楽番組を楽しんだり、ギターで弾き語りを始めたり……と手軽に楽しめる娯楽が満載です。でも、「0.5拠点」である滞在先ではそうもいかない。ある意味で仕事をせざるを得ない状況です。
③“仕事にまい進するひと月”をコンセプトとして来ている
前回書いたように、 わざわざ遠くまで来て、そのコンセプトを“仕事にまい進する”としているのだから、やらざるを得ない。

美しい花畑。観光用ではあるけれど、綺麗だ!

花畑を回遊する乗り物を牽引するのはトラクター。
上記③とも関係しますが、1.5拠点居住やプチ移住を実施するとしたら、事前に以下の2点に注意することをお勧めします。
(1)「何をしに行くのか?」というコンセプトを明確化する
今回の僕の場合、美瑛町でひと月過ごすコンセプトは、「東京より涼しいところで、仕事をばっちり進める」です。研究系やWebマガジン系などの執筆がメインの仕事である僕は、この夏いくつかの“大物”(分量が多い執筆案件)があり、他にも諸々タスクがあって、それらを“やり切る”ことをコンセプトに美瑛町にやって来ました。ですので、観光や交流や散歩以外は、ひたすら仕事をしています。そしてそれで満足感を得ています。
(2)その土地のコミュニティに参加できるルートを探しておく。
前編にも書きましたが、「0.5拠点居住」とはいえ、居住であり旅行ではないことのポイントの一つは、その土地のコミュニティに参加するということだと思います。ですので、プチ移住先の選定の時にすでに、誰か知り合いはいないか、知り合いの知り合いはいないか、ルートはないかを考慮して、できるだけ出発前に連絡を取ってみるのが良いと思います。
前編で触れた「プランニング系の仕事にとってのインプットの質」という意味でも、「0.5拠点」でのコミュニティ参加は、意味あるインプットをもたらしてくれます。普段、メインの拠点(例えば東京)でお会いしているのとはまた違った方々と、ふんだんにお付き合いができるのですから。

街中から眺めても、青い空と白い雲がアートのよう。