カンヌライオンズ2020リモート・レポート #02

LIONS Live 体験記。今なら録画を視聴可能、9つのカテゴリーを解説します

 

9つのカテゴリーに分類。今なら録画も視聴可能です


 1日につき数セミナーが用意されていて、それぞれがカテゴリーで分類されているのですが、最初はその違いがよく分からず、少し苦労しました。
 
セミナーによっては、スライド中心のものも。

 カテゴリーを理解できれば概要も分かるので、前編ではまず、その9つのカテゴリーについて解説しておきましょう。なおLIONS Liveの各セミナーは、会期が終わってからしばらくは、オンデマンドで録画を見られるようなので、見るときの参考にしてください(2020年7月9日現在)。

 参考:LIONS Live 2020は、こちら
 
スライドとスピーカーを半々で写すケースも。

① キーノート:ビッグネーム(有名人)が挑むビッグイシュー(重要課題)

② フューチャー・ゲイザーズ(未来を見つめる人たち):我われはどこに向かっているのかについての、挑発的で独自の見解。

③ ライオンズ・ショーツ(ライオン版ショート・フィルム):世界をリードするクリエイターによるスペシャル・フィルム。その場で行われるセミナーではなく、編集されたショート・フィルム。電通と博報堂が1本ずつ担当していました。

④ プレジデンツ・ブリーフィング(審査委員長コメント):審査委員長就任予定者による審査に対する考え方。2021年審査員が集合した時に説明するつもりの審査方針は?と言った質問に、審査委員長が答えていくという企画です。

⑤ ホワット・アイヴ・ラーント(私が学んで来たこと):業界の成功者が若手に向けて、自身の成功に至る秘密を、細かいニュアンスも含めて語るというもの。

⑥ CMOs イン・ザ・スポットライト(CMOたちにスポットを当てて):CMOたちはパワーとリソースを持ちつつ、プレッシャーも感じている。彼らが本当に考えていることは何か?

⑦ アドバイス・ザット・ワークト・フローム See It Be It:See It Be Itという以前からあるプロジェクトから。女性クリエイティブ・ディレクターからの“性差を超えた成功”へのアドバイス。

⑧ アト・ホーム・ウィズ(各界の有名人とともに):スーパースターによるクリエイティビティに関するお喋り。アスリートやミュージシャンが登場しました。

⑨ ウィナーズ(勝利者たち):2010年代の10年間に関して、受賞をポイント化して地域ごとのトップ3を発表。アジア地区では、電通が1位、博報堂が2位でした。


 さて次回、リモート・レポート最終回では、実際のセミナーを幾つか取り上げて紹介するのと、LIONS Live全体の傾向や印象について述べて行きたいと思います。
 
スピーカーの中には自宅の庭から登場する人も。
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