カンヌライオンズ2020リモート・レポート #03

LIONS Live選りすぐりセッションから見えた2つの潮流を解説

 

カンヌが新たに打ち出す方針 「脱・現状」「反・現状」


 今度、新しく開設される「クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション部門」の審査委員長への就任が予定されているIsobarのRonald Ngのセミナーです。

 
クリエイティブ・ビジネス・トランスフォーメーション部門 審査委員長のRonald Ng氏

 「クリエイティブなビジネス・トランスフォーメーション」を審査するとは、いったいどんな部門なのでしょうか? Ronaldが繰り返していたキーワードは、「un-status quo」。Status quoは「現状」という意味ですから、「脱・現状」「反・現状」といったところでしょうか。

 過去の事例で、この分野にも相応しいものとして挙げていたのは、アップル社がアップルストアを様々なレッスンの場などにした「Today at Apple」や、ケンタッキー・フライド・チキンChinaがスマートフォンによりWeChat上で商品を買えるようにした「KFC Christmas Pocket Store(KFCは中国全土で約5800店あるがそれでも24万人に1店舗の割合に過ぎない)」などを挙げました。

 
 「Today at Apple」(現在は、健康上の予防措置として、Apple StoreでのToday at Appleセッションを中止している)
 「KFC Christmas Pocket Store」

 さらに彼が言った、「Transform or die!」という言葉も記憶に残っています。少しだけど、新しい部門のイメージが湧いたような気がしました。

 LIONS Liveは会期を過ぎてもオンデマンドで録画を視聴でき、また新しいセミナーも追加されているようです。ちょっとのぞいてみては、いかがでしょうか?
他の連載記事:
カンヌライオンズ2020リモート・レポート の記事一覧

マーケターに役立つ最新情報をお知らせ

メールメールマガジン登録