テクノロジーのオリンピック、北米最大規模のカンファレンス「COLLISION 2022」開催決定

 

リアル開催で3万人以上がトロントに集結

 北米最大規模のテクノロジー系スタートアップのカンファレンス「COLLISION（コリジョン）」が6月20日から23日にカナダ・トロントで開催される。ポルトガルのリスボンに約8万人が集まる世界最大級のカンファレンス「Web Summit（ウェブサミット）」の北米版として知られ、過去2回は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催だった。「COLLISION」は、2014年に米国でスタート。2019年からは開催地をAI系スタートアップの聖地として知られるカナダ・トロントに移した。

 注目企業の経営者が登場するセッションやスタートアップ企業の展示会などが行われ、世界140カ国から経営者、投資家、政府関係者などが集まる。多くのジャーナリストも参加し、米国のニュースメディアPOLITICOは「COLLISION」について「テクノロジーのオリンピック」、ブルームバーグは「世界最大規模のテクノロジーカンファレンス」と評していて、既に展示会のブースは完売している。

   

「COLLISION」への参加で得られるメリットとは？

「COLLISION」に参加すると、次の3つのメリットが得られる。ひとつ目は、最先端のテクノロジーとビジネスアイデアの宝庫であるトロントで、新しい情報が得られることだ。トロントは急速に成長しているイノベーションの中心地で、特にAIの発信地として知られている。また、「COLLISION」の主催チームは「Web Summit」のファウンダーであるPaddy Cosgrave氏を中心としたテクノロジストで構成され、厳選されたテクノロジーに触れることができる。

 2つ目は、企業の成長をスピードアップさせるパートナーが見つかることだ。世界140カ国以上から、3万人以上が集結するため、自社に最適なソリューションを短期間で効率的に見つけることができる。また、カンファレンス自体がテクノロジーを駆使し、参加者にとって、シームレスな体験になるように作り込まれている。その「体験価値づくり」を体験することで、今後の取り組みへのヒントになる。

 3つ目は、世界中から集まるファウンダー・投資家などとのネットワーキングだ。参加者の多くがシニアマネジメント以上であるため、交渉のスピードも早い。世界中から集まるスタートアップ企業、ファウンダー・投資家とネットワーキングをすることで、DXやデジタル化で遅れをとっている日本企業にとって、打開策を見つける機会になる。
 

 

事前説明会「COLLISIONの歩き方」も開催決定

 北米最大規模のテクノロジー系スタートアップのカンファレンス「COLLISION」開催に伴い、日本の参加希望者向けに「COLLISION」の魅力を伝える事前の説明会を開催する。事前説明会では、イベントを運営するウェブサミット日本オフィスの代表を務める吉野次郎氏が「COLLISION」の歩き方を紹介する。

 カナダのトロントは、アメリカ市場へのアクセスがしやすくアメリカよりも相対的に低い投資コストが魅力的な地域のひとつだ。人種・文化・出身国・国民性・言語などは、アメリカと比較しても多様性の上に成り立っている国であることから、新規参入にオープンで「フレンドリー・シリコンバレー」と呼ばれている。

  事前説明会では、その魅力をToronto Globalのアジア担当のCatherine Lee氏に語っていただく。その後、「COLLISION」の歩き方を、イベント運営するウェブサミット日本オフィスの吉野氏が紹介。今回の説明会は、世界のスタートアップエコシステム、イノベーション、テクノロジーに興味がある、企業、自治体、スタートアップ向けのイベントとなっている。

 当日は、「フレンドリー・シリコンバレー」と呼ばれる トロントの魅力をCatherine Lee氏や、吉野氏から「COLLISION」の歩き方を説明するほかに、在日カナダ大使館 公使（商務）トレイシー・レイノルズ氏の挨拶や質疑応答など、「COLLISION」に関して深く知ることができる貴重な機会だ。開催は、ハイブリットのためオンランからの参加も可能である。

「COLLISION」の歩き方 概要

 

日時：

2022年6月2日（木）20:00～21:00

会場：

CIC Tokyo（〒105-6415 東京都港区虎ノ門 1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階）
※本セッションは、ハイブリッドセッション（現地参加+オンライン視聴）です。参加希望の方は、以下のサイトより登録できます。

主催：

Web Summit

「COLLISION」説明会参加は、こちら