パラオの誓約、コカ・コーラの音楽キャンペーンがグランプリ、韓国・釜山「AD STARS 2018（アドスターズ）」現地レポート

日本からもAD STARSにブース出展

 AD STARSには、アドテクノロジー領域の企業による展示会も行われています。日本からも複数社がブースを出展していました。実際にブースに立っている方に話を聞くと、広告業界、大学関係者（広告領域）、学生など幅広い方が参加しているようです。
 

 また、教育に力を入れる韓国らしくAD STARSでは若手の育成にも取り組んでいます。 この点も、AD STARSの大きな特徴だと言えます。若手クリエイター（3年次以下または満30歳以下）が参加する「NEW STARS」、大学生向けプログラム「YOUNG STARS」、なんと高校生向けプログラム「CREATIVE CAMP」まであります。
 

 チョイさんに話を聞くと、「韓国はじめ各国の広告業界を担う若手を育てることが大事。AD STARSでもヤングスターに参加したクリエイターが、その後に広告会社へ就職して受賞、そして審査員になるといったケースも生まれている」と胸を張っていました。

 そうしたAD STARSならではの取り組みが、華やかさだけでなく、大学のような学びの雰囲気を醸し出し、他の国際広告祭とは違った印象を与えているように感じました。

 

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