40周年を迎える国際広告賞「ロンドン・インターナショナル・アワーズ」、日本人審査員6名を発表
2025/07/10
40周年を迎える「クリエイターのために創られた賞」
1986年にラスベガスで創設された国際広告賞「ロンドン・インターナショナル・アワーズ(London International Awards、以下 LIA)」が、今年も9月25日~10月3日の9日間にわたって開催される。
LIAは、「Created for Creatives(クリエイターのために創られた賞)」として創設され、今年40周年を迎える。広告、デザイン、パッケージデザイン、データ、テクノロジー、クラフト、ヘルス、ファーマ、ミュージック、PR、イノベーション、ストラテジー、B2B、ビジネス変革、ブランデッドコンテンツ、メディアといったあらゆる形態のクリエイティブ作品を審査対象とする。
LIAの審査は、米ラスベガスのアンコール アット ウインにて行われる。事前審査を一切行わず、審査員長を含むすべての審査員が現地に集まり、初期審査から最終ラウンドまでのすべての審査工程に参加することが特徴。すべての作品を平等に審査することに重きを置いており、単なる評価作業に留まらず、文化・背景・思想を共有しながら深い理解のもとで議論・合意形成を行う。
日本からの審査員6名を発表
審査員は、世界中の第一線で活躍するクリエイティブリーダー、アートディレクター、プロデューサー、CMOなどで構成される。7月10日、日本から参加する審査員6名が発表された。
■Branded Content and Branded Entertainment 部門
電通 グループクリエイティブディレクター
北田 有一 氏
■Creativity in PR 部門
本田事務所 代表/PR ストラテジスト
本田 哲也 氏
■Design / Package Design 部門
SIX アートディレクター
矢後 直規 氏
■Evolution and Creative Use of Data 部門
ADK エグゼクティブクリエイティブディレクター/デジタルグロースオフィサー
小林 慎一 氏
■Non-Traditional 部門
TBWA\Media Arts Lab Tokyo クリエイティブディレクター
木下 舞耶 氏
■Production & Post-Production / Music Video 部門
AOI Pro. プロデューサー
池田 麻穂 氏
LIAは、世界各地のすべての作品を公平に審査するには、文化的背景や地域の文脈を理解することが不可欠としている。そのため、各国の文化的・地域的背景を正しく伝えられる審査員を配置し、作品が本来持つ力を正当に評価できるよう努めている。日本人審査員にも、日本独自の視点や背景を、審査の場に届けることが期待されている。
なお、Creativity in PR部門の審査員を日本人が務めるのは初めてのこと。