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韓国・釜山で国際広告祭「MAD STARS 2026」が開幕、テーマは「AMPLIFY(増幅・拡張)」
2026/08/27
テーマは「AMPLIFY 可能性を増幅せよ」
韓国の国際広告祭「MAD STARS2026(釜山国際マーケティング広告祭)」が8月26日、釜山 海雲台のシグニエル釜山にて開幕した。
今年のテーマは「AMPLIFY 可能性を増幅せよ」。
一昨年の「AIM:AIを活用したマーケティングの成功を目指す」、そして昨年の「AI-vertising, AI Advertising Marketing Era(AI広告・マーケティング時代)」は、「AIを広告・マーケティングにどう活用するか」を重要トピックに据えてきた。
それに対して今年は、AIなどのテクノロジーによって人間の創造力・影響力・可能性をいかに増幅し、ブランドの成長へと変換していくかに焦点を当てる。
初日に行われたオープニングセレモニーには、アジアを中心に世界中から集まったマーケターやクリエイターが参加し、会場は熱気に包まれた。


MAD STARS 執行委員長のファン・ジン・チョイ氏は、冒頭、「MAD STARS 2026にご参加いただいた韓国内外の広告関係、マーケター、クリエイターの皆様を心より歓迎します。世界各地から釜山にお越しいただいた皆様と今年もこの場を共有できることを大変意義深く思います」と挨拶した。
テーマの「AMPLIFY」については、AIが広告・マーケティング業務やクリエイティブのあり方を急速に変えつつある現状に触れ、「3日間の審査や講演、様々なプログラムを通じて、テクノロジーが人間の創造性や影響力、そして可能性をどのように広げていけるのかを皆様とともに考えたい」と期待をのぞかせた。
また、来年、MAD STARSが20回目の開催を迎えるにあたり、これまでの英語を中心とした運営の枠を越え、参加者が自らの母国語を使って作品応募、審査、展示、講演などあらゆるプログラムに参加できる、AIを活用したシステムを全面的に導入する準備を進めていることも明かした。言語や地域の境界を越え、異なる文化やアイデアが自然につながり、誰もが自らの創造性を余すことなく発揮できるグローバルプラットフォームへとMAD STARSを進化させていく考えを示した。
開催都市・釜山広域市の文化局長 チョ・ユジャン氏も登壇し、「広告は、企業の成長を牽引し、消費の流れを変える産業であると同時に、ひとつの時代の嗜好や感性を形作る文化的な原動力でもある。優れたアイデアがブランドの価値を変え、新しい市場を生み出すこともある。世界各国で変化を生み出す皆様を、ここ釜山にお迎えできることを大変光栄に思う」と述べた。
また、今年のテーマ「AMPLIFY」に触れ、AIをはじめとする新しいテクノロジーが急速に進化する中、「本当に重要なのはテクノロジーがいかに人間に取って代わるかではなく、人間の思考や能力をどれだけ大きく拡張できるかできるかだ」との考えと、今回の広告祭がその答えを探す場になることへの期待を示した。
さらに、釜山市が、MAD STARSが世界中の広告関係者やマーケターが交流し、共に発展していく舞台として一層成長していけるよう、今後も惜しみなく支援していく姿勢も示した。
オープニングセレモニーでは、「International Honor Award(国際栄誉賞)」と「Achievement Award(功労賞)」の表彰も行われた。
国際栄誉賞には、MastercardのSenior Fellow(前 Chief Marketing & Communications Officer)のRaja Rajamannar氏が選ばれた。12年間にわたるリーダーシップ、特にデータとデジタルイノベーションをブランド戦略に統合し、象徴的な「Priceless」キャンペーンを、インタラクティブなグローバル体験プラットフォームへと変革させた功績が讃えられた。

Mastercard Senior Fellow(前 Chief Marketing & Communications Officer)のRaja Rajamannar氏(写真右)
功労賞には、Korea Commercial Film Maker Union(韓国広告映像制作社協会)会長を務める広告映像プロデューサーのイム・ジヨン氏が選ばれた。
MAD STARS 2026の会期は、28日までの3日間。アジアを中心にグローバルから集まった優れた広告・キャンペーンを表彰するアワードはもちろん、韓国国内外の有識者が登壇するカンファレンスや、若手育成を目的とした2つのコンペティション「NEW STARS」(クリエイティブ職の経験年数5年以下のクリエイターが対象)と「YOUNG STARS」(大学生が対象)が開催される。
また、今年から新たに国別のクリエイティビティにフォーカスする企画もスタートした。毎年ひとつの国の広告・マーケティング産業とクリエイティブを深掘りするもので、初年度は「Galing Pilipinas」としてフィリピンに注目する。




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