ソニーグループの技術力で統合マーケティングを支援
マーケティングテクノロジー事業を展開するソネット・メディア・ネットワークスは30日、新会社としてネクスジェンデジタルを設立し、9月1日から業務開始すると発表した。代表取締役社長には、ソネット・メディア・ネットワークス 執行役員の谷本秀吉氏が就く。
社名のネクスジェンデジタルは、「Next Generation type of Digital Marketing Partner(次世代型のデジタルマーケティングパートナー)」を略した造語。ソニーグループの機械学習やAI などの情報処理技術を応用し、企業のマーケティング活動を支援するマーケティング戦略パートナーを目指す。
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具体的には、ソネット・メディア・ネットワークスで提供しているDSP「Logicad」で培われてきた運用力、ビッグデータ処理技術、AI「VALIS- Engine」をコアとするマーケティングソリューションを他社のプラットフォームやソリューションなどとも組み合わせることで、企業の最適なコミュニケーションプランの実行をサポートしていく。
社長に就任した谷本氏は、「ネクスジェンデジタルが掲げるミッション『人が喜ぶコミュニケーション社会の実現』は、デジタルな社会でAIやビッグデータのマーケティング活用の推進を通じて実現していきたいと思います。そのためにソネット・メディア・ネットワークスで培われた技術力とクリエイティビティを活かし、より深く皆さまのマーケティング課題の解決に貢献していきます。そしてマーケティングに従事する人の役割や働き方にもプラスの刺激を与えられるよう、事業を通して業界や社会に貢献していきたいと思います」とコメントを寄せた。
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今後は、最先端のアドテクノロジーを保有する海外のソリューションやプラットフォームとのパートナー連携も積極的に行っていく予定だという。