――そのようなアイデアから次の施策、クリエイティブに落とし込むときにFacebookさん側と作戦会議をされるのでしょうか?
鈴木 最新情報はキリンビールさんのメディア部門と、広告会社のキリンビールさんチームにお伝えをし、そこから各ブランドに落とし込んでいただく流れです。
アイデアに関して言うと、広告会社の存在が大きく、本麒麟の新しい挑戦を見ながら彼らからもアグレッシブに提案してもらっています。広告主、広告会社、メディアの3社があまり壁を感じることなく連携できることで、本麒麟のブランド力アップにつなげています。
森瀬 広告会社との連携で、常に新しいメディアや手法にチャレンジできています。過去の成功例がいくつあっても、同じことを続けていたらデジタルに限らず、いつか思考停止してしまいます。生活者もそれを同じように「飽き」を感じ取ってしまうので、常に新しい見せ方がないか、挑戦しています。
――たゆまぬ努力があるんですね。Instagramの活用で今後どのようなことにチャレンジしたいですか
森瀬 Instagramならではの、好きから欲しいまでをつくるメディアの効果を最大化することですね。Instagramが持つ複数のクリエイティブパターンを、相乗効果を最大化できるように同時期に発信していくことです。
顧客の目に入った時にどういった気持ちになるのかを、Instagramのバリエーションでさらに追求できたらいいなと思います。
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鈴木 キリンビールさんの中でも本麒麟ブランドは、Instagramの最先端な使い方をされていて、売上貢献もできていると実感しています。Instagramは若者や女性向けというイメージがまだ強いですが、男女問わずブランドを好きと思ってもらえるオーディエンスに幅広くアプローチできるようになりつつあり、幅広いオーディエンスターゲティングもできます。
うまく活用いただければ、ビジネスの成長につながっていくので、今後もさまざまな企業のご支援ができればいいなと思っています。
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