データリテラシー向上により広がる可能性
――実際、企業はデータ活用によって、どのようなことが可能になったのでしょうか。
クライアントからは、ユーザーのライフスタイルに合ったそれぞれのシーンの解像度を上げたいという声が多くなっています。消費者の解像度が上がると商品開発からもっと変えられるはずだと、マーケターは感じているんです。
従来の解決策としては、主にリサーチを行い、インサイトを発見する方法しかありませんでした。そこに多様な商品属性情報を使った分析を加えることが効果的です。それにより高頻度な検証が可能になり、実際の購買データを活用するので経験値も上がります。
――データ活用がさらに重要になってくる中、マーケターが必要とされる価値や役割は何でしょうか。
今まで以上に、マーケターがデータリテラシーを上げることが重要だと思います。データを活用することで、仮説のイメージをさらに膨らませられますし、マーケティング施策に対して、どのようなデータを活用できるかを議論できれば、さらにその可能性が広がると思います。
繰り返しになりますが、我々はクライアントに寄り添い、商品データを充実させて使いやすい段階まで加工できる点が強みだと自負しています。さらに最近では、商品だけでなく、メディアの記事や動画コンテンツもタグ化していますので、いろいろな場面でサポートできると思います。
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