「きっと勝つ」を連想させたキットカット
受験生応援キャンペーンが大きな成功を収めた背景を分析すると、受験生を応援したいという想いを持った人たちが、キットカットを使って応援するという構図に行き着いたことに加え、キットカットから「きっと勝つ」と連想する人が九州だけではなく、全国にいたということがあります。その下地がなければ、ここまで大きく話題になり、さまざまな企業のキャンペーンにまで拡散されることはなかったでしょう。
実は、キットカットを同じような意味合いとして、スポーツシーンで使っている人がいるという話も聞いたことがあります。受験生応援キャンペーンの生まれる前から、やはりいろいろな場面で「キットカット=きっと勝つ」と思ってくれている人がいたのだなと思いますね。
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※第3回に続く