「今だからこそ」ダイレクトマーケティング基礎講座 #15

AI(人工知能)は、通販の売上アップに貢献するのか?

これからAIとどのように向き合っていくべきなのか?


 AIの活用はまだまだ入口部分であると思います。これからAI社会に向きあっていく際の注意点を記載します。

■AIありき ではない。最適な手段を選択する

 AIと聞くと、「すごそう!」と、人間がやっていることのすべてが代替できそうな気がすると思います。しかし、記載の通り、できることはまだまだ課題があるのも事実です。

 AIを活用するという手段だけが先行し、目的を見落とさないようにしなくてはなりません。

■データの活用に配慮をする。

 ビッグデータの活用によりディープラーニングが進化したことは事実ですが、データに対する配慮は欠かせません。

・データの利用条件を確認する
・個人やプライバシーに配慮した加工をする
・セキュリティに配慮し、悪用されないようにする

 データによるメリットを享受するためには、データを扱う人々の倫理観の上に成り立っていることを忘れてはいけません。バリューセンシティブデザイン(プライバシーやセキュリティなど個人の価値に配慮した設計)を心がけていきたいと考えています。

■理解できないものは不安になる。真摯に社会に向き合う。

 法律的に整備が必要な部分も多くありますが、何よりも社会への理解が必要だと考えられます。自身のデータ活用により、より便利な生活を送ることは可能になるかもしれません。こういったさまざまなトレードオフに苛まれることが多くあるため、常にユーザーに寄り添っていく姿勢が必要なのだと思います。

 
絵・倉橋 美佳

 AI活用により、ますますリッチなユーザー体験を生み出すことが可能になるでしょう。テクノロジーの進化は非常に楽しみですが、同時に、ユーザーそのものに目を向けて配慮していくとも十分に考えておきたいものです。
 
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