「今だからこそ」ダイレクトマーケティング基礎講座 #17

SDGsで変わる「ダイレクトマーケティング」の新しいカタチ

「もったいない」「無駄が多い」梱包資材への声


 みなさんも通販で商品を購入したときに、ダンボールの大きさや過剰梱包に驚いたことが一度はあると思います。梱包資材を減らし、オペレーションの均一化がコストカットには必要です。しかしながら、そういった機会にお客さまから「もったいない」「無駄が多い」と思わせているのではないでしょうか。

 梱包資材によっては、お客さまへの感謝の気持ちを伝えたり、豪華な箱が届くことで顧客体験の向上につなげたりなど、直接手に触れる機会が多いからこそ、どのような役割を担わせるべきかの検討が必要です。
 

 ソーシャルグッドな梱包資材で工夫をしているケースがあります。ソープや入浴剤で有名な「LUSH(ラッシュ)」のオンラインショップでは、地球環境に配慮し10年ほど前からポップコーンを使った緩衝材を使用していました。2016年からは、とうもろこし由来のコーンスターチを主成分とした緩衝材を使い、現在はコーンスターチ100%の緩衝材に変更しています。
 
 
 通販が増えれば増えるほど、地球環境を考慮している企業とそうではない企業で差異が出てくるのは間違いありません。

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