加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #01
ネット広告をやる前に、儲かる仕組み「3高ルール」を徹底しよう【加藤公一レオ 新連載】
2020/05/27
「ルール2:高い引上」のポイントとは?
「ルール1:高いレスポンス」で、まずは“見込客”を集めることが重要と説いたが、もちろん“見込客”を集めるだけで終わっては意味がない。
ネット広告で集めた“見込客”を本商品の定期コース(サブスク)で申込んでくれる“固定客”に引上げてこそ利益が出る。つまり、“見込客”のうち何人が本商品を定期コース(サブスク)で申込んでくれるかがカギを握るのだ。
「いきなりネット広告で本商品の定期コース(サブスク)を売る方法論」のことを“ワンステップマーケーティング”、「ネット広告で“見込客”を集め、本商品の定期コース(サブスク)に引き上げる方法論」のことを“ツーステップマーケティング”と呼ぶ。
世の多くの「貧乏ネット通販(D2C)」は、ネット広告でいきなり本商品の定期コース(サブスク)を売る“ワンステップマーケティング”で多大な機会損失をしている。回りくどいように見えるかもしれないが、“ツーステップマーケティング”はネットの世界では抜群の費用対効果を発揮するのだ。
ツーステップマーケティングを成功させるには、商品に興味がある“潜在顧客リスト”である“見込客”に対し、徹底的なフォロー活動(CRM)を行い、本商品の定期コース(サブスク)を申込んでもらえるよう「口説く」ことが重要である。
初回申込者に無料モニターやお試しセットなどを送付する際に、しっかりとしたセールスレターや商品パンフレットを同梱するのはもちろん、メールやLINE、SMSで「本商品の定期コース(サブスク)を申し込みませんか?」と徹底的にフォローするのだ。
単品通販(D2C)で重要なのは、「ひとりのお客さまを確保したら、その後、何度も申込んでいただき、いかに早く広告費を回収し、黒字転換できるか」という点である。
大成功している「“売れる”ネット通販(D2C)」は、LTVを最大化するために「本商品の定期コース(サブスク)」を徹底的におススメしている。儲かる単品通販(D2C)の秘訣は、「いかに本商品を定期コース(サブスク)で申込んでくれる“固定客”を増やすことができるか」なのだ。