加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #04

ネット通販(D2C)を大成功させる「ツーステップマーケティング」を攻略せよ

 

「ツーステップマーケティング」で“儲かる仕組み”を確立せよ




 「ツーステップマーケティング」では、無料モニターや低価格モニターを入口にできるだけ多くの“見込客”を集めることが重要だが、当然“見込客”を集めるだけでは意味がなく、そこから本商品の定期コース(サブスク)に引上げないと儲からない。

 “見込客”はわざわざ面倒な申し込みフォームを記入してくれた“潜在顧客リスト”なのだから、本商品の定期コース(サブスク)に申込んでくれるよう徹底的に口説くことが重要だ。

 モニター商品を送付する際に、セールスレターや商品パンフレットを同梱することはもちろん、フォローメールやフォローLINE、フォローSMSなど、あらゆる手段で本商品の定期コース(サブスク)をおすすめしよう。

 モニターから本商品の定期コース(サブスク)への引上を狙う際は、引上専用ランディングページを制作し、引上専用フォローメールを送ることが肝心だ。「高いレスポンス」「高い引上」「高いクロスセル」、それぞれのステージに最適化されたマーケティングを行ってこそ、“儲かる仕組み”が構築できる。

 近年では、1度「ワンステップマーケティング」に走ったクライアントも、どんどん「ツーステップマーケティング」に戻っている。そのほうがビジネスモデルとして本質的だし、広告やランディングページの表現を過剰に盛る必要がないからだ。各種法令による取り締まりが厳しくなっている中、「ツーステップマーケティング」への本質回帰は今後、ますます進んでいくだろう。

 「ワンステップマーケティング」でうまくいっていない通販(D2C)会社は、ぜひ「ツーステップマーケティング」を攻略して“儲かる仕組み”を確立してほしい。第5回以降は、ネット広告・ランディングページのクリック率・コンバージョンを上げるための具体的なテクニックをお伝えしていく。次回もお楽しみに。
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