加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #05

ネット広告のクリック率を最高に上げる、4つのテクニック

 

1.特定のターゲットに絞ったキャッチコピーにする


 広告原稿(ディスプレイ広告)は、ズバリ「特定のターゲットを狙ったキャッチコピー」にするとクリック率が上がる。ネット広告においてクリック率に最も影響するのがキャッチコピーだ。

 通りすがりのネットユーザーを一瞬で広告に注目させ、クリックさせるには、相手の心にグサッと刺さるキャッチコピーが必要である。他の要素はまったく同じでも、キャッチコピーの優劣によって、クリック率が最大2~3倍も変わってくる。

 重要なので再度言う。ネット広告においてクリック率に最も影響するのがキャッチコピーだ!

 それにもかかわらず、広告主の多くはディスプレイ広告のデザインをいかにカッコ良く見せるか、いかに目立たせるかばかりに気をとられていて、最も重要なキャッチコピーがないがしろにされる傾向がある。

 では、クリック率の高いキャッチコピーとは、どのようなものだろうか。それは、ズバリ「情報っぽいキャッチコピー」である。

 ユーザーはネットを使って「面白い情報」や「悩みを解決する情報」、「欲求を満たす情報」を探している。だからこそ、情報っぽいキャッチコピーが刺さるのである。中でも、「〇〇の方へ」「〇〇なあなたへ」とターゲットを絞るキャッチコピーにすると、効果はてきめんだ。

 例えば、「美白美容液を無料で試したい30歳以上の女性の方へ」「毛穴が気になる30代のあなたに」といった具合だ。

 このようなキャッチコピーはおしゃれではないし、万人受けするものではない。だが、ターゲットが絞り込まれていればいるほど、キャッチコピーに当てはまる人がこれを見ると、「まるで自分のことを言われているような感覚」に陥り、その先にある答えが気になって、高確率でクリックしてくれる。
 

 特定のターゲットに絞ったキャッチコピーにすることは、クリック率を上げる以外にもうひとつ利点がある。それは、具体的なキャッチコピーでターゲットを募集しているため、クリックしてくれた人が商品に興味を持ってくれる可能性が高まることである。

 漠然としたイメージだけを伝えるキャッチコピーの場合、受け取り方は人によってさまざまなので、ディスプレイ広告をクリックしてランディングページに到達したユーザーが「思っていたのと違う」と離脱してしまうケースも多い。

 その反対に、商品特性や商品ターゲットに応じた具体的なキャッチコピーにすることで、ミスマッチが起こりにくくなり、結果としてコンバージョン率も上がるのだ。

 特定のターゲットに絞ったキャッチコピーにすることは、クリック率とコンバージョン率の両方を上げる一石二鳥のテクニックと言える。ネット広告のキャッチコピーをつくる際は、「テーマに興味のある人を募集する(呼びかける)」ことを意識しよう。

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