加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #06

ネット広告のコンバージョン率を最大8倍アップさせた最強申込フロー

 

広告専用ランディングページは「申込フォーム一体型」がマスト


 だが、安心してほしい。カート内でお客さまがどんどん離脱する、いわゆる「かご落ち」と呼ばれる現象は、広告専用ランディングページを申込フォームと一体型にすることで解決できる。

 「申込フォーム一体型ランディングページ」とは、広告専用ランディングページの下部に申込フォームを追加したランディングページのことである。他のページに遷移することなく広告専用ランディングページ上で直接申込フォームに個人情報を入力することができ、入力が完了したら、あとは申込確認画面と申込完了画面があるだけだ。
 

 広告専用ランディングページを申込フォーム一体型にするだけで、コンバージョン率は約1.5~2.5倍に上がる。

 今回、ご紹介したノウハウをまとめると、商品ごとに独立した広告専用ランディングページを制作すること、そしてそのページを申込フォーム一体型にすることの両方を実践すると、本サイトをカートシステムにつなげたときと比べ、ネット広告のコンバージョン率は最大8倍上がる。これは、我われが数値を検証していきた結果だ。

 実際に、“売れる”ネット通販(D2C)は、例外なく申込フォーム一体型ランディングページを採用して大成功している。

 大手企業でもない限り、ネットで物を売るためにはネット広告をしないといけない。そして、ネット広告の効果を最大化させるために必要なのが、申込フォーム一体型の広告専用ランディングページなのである。当然、我々が提供するクラウドサービスで制作できるランディングページも、申込フォーム一体型だ。

 皆さんも、ネット広告から申込フォーム一体型ランディングページに誘導するというシンプルかつ最強の申込フローにすることで、コンバージョン率の最大化を実現してほしい。

 第7回は、コンバージョン率を劇的に上げるランディングページのテクニックについてお伝えする予定だ。次回の連載もお楽しみに。

 ※「申込フォーム一体型」は特許庁商標登録済み商標です。※登録商標第6041909号
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