加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #07

コンバージョン率を最大化する、ランディングページの10のテクニック【完全保存版】

 

【其の三】「申込アイコン」の色は“緑”にして動きをつける


 世の中の単品通販(D2C)会社は「申込アイコン」の重要性を軽視しがちだが、「申込アイコン」を押させてこそ、お客さまがコンバージョンするという事実を忘れてはならない。

 売れるネット広告社では、これまでにあらゆる色で「申込アイコン」のA/Bテストを行ってきたが、最強の「申込アイコン」の色は“緑”だった。

 多くの単品通販(D2C)会社は“赤”が目立つ色だと考え、「申込アイコン」を“赤”にしているが、ちょっと考えてみてほしい。確かに“赤”は目を引く色だが、世界中どこでも信号機の“赤”は「止まれ」、“緑”は「進め」を意味する。ランディングページでは、お客さまに「申込アイコン」を押して先に進んでもらいたいのだから、心理的に“緑”が最適なのである。

 加えて、「申込アイコン」に「動き」をつけたら、コンバージョン率はさらに上がる。ランディングページの「申込アイコン」には、プルンプルンと動きをつけて、思いっきり自己主張させよう。冗談抜きで、その動きが“エロければエロい”ほど、コンバージョン率は上がる(笑)。


 

【其の四】オファー名称は「モニター」にする


 無料や低価格のお試し商品を入口とした「ツーステップマーケティング」の場合、「サンプル」「お試し」「トライアル」など、さまざまな単品通販(D2C)会社があらゆるオファー名称を使っている。

 これまでのA/Bテストの結果、コンバージョン率が最も高かったランディングページのオファー名称は、ズバリ「モニター」である!

 過去のA/Bテストでは、最もコンバージョン率が高かった最高位の名称が「モニター」、次いで「お試し」、「トライアル」の順で、コンバージョン率が最も低かった名称が「サンプル」だった。

 「サンプル」に比べて「モニター」では、コンバージョン率が2倍前後も上がっている。しかも、その後の引上率・クロスセル率も約1.5倍アップしたのである。
 

 「サンプル」よりも「モニター」が強いというのは、肌感覚としてなんとなくわかるのではないだろうか。「サンプル」だと、その辺で配られているショボい試供品のようなイメージがあるが、「モニター」となるとちょっと特別感があって、特に女性の場合は「私モニター会員よ~♪」という感覚になるので、コンバージョン率だけでなく、その後の引上率やクロスセル率にも良い影響を及ぼすのである。

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