加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #07

コンバージョン率を最大化する、ランディングページの10のテクニック【完全保存版】

 

【其の六】見出しにインパクトを持たせる


 ランディングページの基本構成はセールスレターであり、「見出し⇒本文・写真⇒見出し⇒本文・写真⇒見出し⇒本文・写真・・・」という構成が続いていく。

 ここで意識してほしいのが、あらゆるコンテンツがネット上にある今、たまたま広告をクリックして訪れたランディングページを隅々まで読むお客さまはほとんどいないという事実だ。それどころか最初は見出ししか見ていないといっても過言ではない。

 お客さまは、見出しを読み興味を持ってはじめて本文を読むため、ランディングページは「見出しでどれだけお客さまの興味を惹けるか」が勝負である。したがって、見出しにキャッチーな言葉を入れたり目立つ色やデザインにして、見出しにインパクトを持たせるとコンバージョン率が上がるのだ!
 
 

【其の七】「お客さまの声」には“写真・本名・年齢・地域”を入れる


 ランディングページには、「お客さまの声」を必ず入れるべきだ。「お客さまの声」があると、申込みを検討している人は、すでに自分以外の人が気に入って使っていることに対して安心する。

 特に日本人は「みんなが使っているもの」や「人気があるもの」が好きなので、「お客さまの声」は非常に効果的だ。売り手である単品通販(D2C)会社が「ああだこうだ」と100回言うよりも、実際にその商品を使っているお客さまの一言のほうが何倍も効果があったりするのである。

 ただし、「お客さまの声」にはサクラが多いのも事実。単純なイニシャルとデジタル文字の「お客さまの声」だと、鋭いお客さまにはニセモノと受け取られかねない。

 そこで、「お客さまの声」には、必ず“写真・本名・年齢・地域”を入れるようにしよう。手書きのコメントであればなお良いが、難しい場合は手書きフォントを使うだけでも印象が良くなる。手書きフォントを使用する場合は、お客さまごとにフォントを変更して見た目を変えるようにしよう。
 

 「お客さまの声」に登場させるお客さまは、ネットのターゲット年齢層に合わせるようにし、かつ地域はできるだけ全国に分散させると良い。「お客さまの声」に自分と近い属性の人が登場していると、人は自然と親近感を抱き、商品にも好印象を持つものである。

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