加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #07

コンバージョン率を最大化する、ランディングページの10のテクニック【完全保存版】

 

【其の八】会社・ブランド紹介を入れる


 最近のネットのお客さまは、会社やブランドの理念・姿勢に共感して商品を申し込む傾向がますます強くなっている。また、ネットで初めての商品を申し込む際は、会社や商品に対する不安がつきものなので、会社やブランドの理念や姿勢をしっかりと紹介し、お客さまの不安を払拭することがコンバージョン率アップにつながるのである!

 そのため、ランディングページには、会社やブランドを紹介するセクションを入れるようにしよう。時々「当社は知名度がないから…」と消極的になる人がいるが、会社やブランドに知名度がなくても関係ない。「ブランディング」を意識して、会社やブランドの歴史、商品の安全性、開発ストーリー、熱意など、使えるものは何でも使って会社・ブランドのこだわりや誠実さ、熱心さをアピールしてほしい。

 会社・ブランド紹介のコツは、お客さま一人ひとりに向けた“手紙”っぽくすることである。ランディングページ掲載商品以外にも商品がある場合は、商品ラインナップを見せることも信頼につながる。可能であれば、開発者やカスタマーサポートスタッフの写真を載せるのも効果的だ。
 
 

其の九:USPをしっかり伝える


 ネット広告をクリックしてランディングページに到達したお客さまをコンバージョンさせられるかどうかは、商品のUSPが伝わっているかが非常に重要になる。

 「USP」とは、「Unique Selling Proposition」の略で、「消費者の購入理由となる特徴的なベネフィット(効果効能)」「消費者に対する独自の提案」のことである。

 ものすごく簡単に言ってしまえば、“その商品ならではの売り”である。まずは、お客さまが「申し込みたい!」と思う商品のUSPが何なのかを把握し、箇条書き形式でポイントをわかりやすく記載すること。味や匂いなど、五感に訴える要素がある場合は、それもポジティブに訴求しよう。
 

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