加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #07

コンバージョン率を最大化する、ランディングページの10のテクニック【完全保存版】

前回の記事:
ネット広告のコンバージョン率を最大8倍アップさせた最強申込フロー
 本連載では、キレイゴトは一切語らず、ズバリ「どうやったらネットで商品を“売れる”か」に特化して、100%確実性のある「ダイレクトマーケティングの最強の基礎」を皆さまに伝授していければと思う。

 第6回で、単品通販(D2C)のコンバージョン率を劇的に上げるためには、申し込みフォーム一体型の「広告専用ランディングページ」が必須だとお伝えした。申し込みフォームが一体となった、“瞬発力と勢いで申込ませる構成”のランディングページを制作することにより、ネット広告のコンバージョン率は、最大8倍に上がるのである。

 では、お客さまを迷わせることなく“瞬発力と勢いで申し込ませる”ためには、ランディングページをどのように工夫すればいいのだろうか。今回はコンバージョン率を最大化するランディングページの10のテクニックをご紹介したい。
 

【テクニック其の一】ファーストビューに「キャッチコピー・写真・申込アイコン」を入れる




 まず重要なのが、お客さまがランディングページに到達したときに、最初に目にするファーストビューの要素だ。コンバージョン率を上げるためには、ランディングページのファーストビューに「キャッチコピー」「写真」「申込アイコン」の3つの要素を入れるべきである。

 世の中の多くの単品通販(D2C)会社がランディングページを制作するようになり、最近はお洒落でオリジナルなデザインのランディングページも増えてきた。

しかし、これまで行ってきたA/Bテストの結果、新聞広告やチラシなどのオフラインのダイレクトマーケティングの時代からファーストビューの王道だった「キャッチコピー」「写真」「申込アイコン」の3要素をシンプルにレイアウトすると、コンバージョン率が最大化することがわかっている。

 このように、一番上に「キャッチコピー」、真ん中に「写真」、その下に「申込アイコン」を見やすく配置しよう。
 

 「申込アイコン」では、申し込める商品と、そのお得さを端的に表現することも重要である。売れるネット広告社のクライアントは、ファーストビューの「申込アイコン」に商品写真を載せたり、特典や限定感を訴求したりすることでコンバージョン率を劇的にアップさせている。


 

【其の二】広告原稿(ディスプレイ広告)とランディングページの「キャッチコピー・写真・CTA」を連動させる


 お客さまは広告原稿(ディスプレイ広告)の内容に興味を持ってクリックし、ランディングページに到達している。それなのに、広告原稿(ディスプレイ広告)とランディングページの印象がちぐはぐだったらどうだろうか。「思っていたものと違う」と感じたお客さまは一瞬で立ち去ってしまい、二度と戻ってこないだろう。

 せっかく広告をクリックしてくれたお客さまの熱を見当違いのコンテンツで冷まさないようにするためには、広告原稿(ディスプレイ広告)とランディングページの内容を連動させ、お客さまを安心させることが大事である。

 具体的には、広告原稿(ディスプレイ広告)に特定の「キャッチコピー」と「写真」を入れた場合、遷移先のランディングページにも、それと連動させた「キャッチコピー」「写真」「CTA(Call To Action)」を入れるとコンバージョン率が上がる。
 

 もっと言えば、ファーストビューの「キャッチコピー」「写真」「CTA」だけでなく、ランディングページの本文も広告原稿(ディスプレイ広告)に合わせて調整すると、さらに効果的である。

 つまり、複数の「キャッチコピー」「写真」で広告原稿(ディスプレイ広告)を制作した場合、それと同じ数だけ、「キャッチコピー」と「写真」「CTA」を連動させたランディングページを制作すると良いのだ。

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