加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #13
デジタルマーケティングを成功させる広告代理店との付き合い方20条
2021/05/25
ラスト5。さらに本質的で実践的に!
■その16:自社にとって1番効率のよいメディアに投資する
ズバリ言ってしまうと、広告代理店が「ネット広告をやるべきです!」と言ってきても、無理して投資する必要はない。
ここ20年くらいは広告主に「ネットをやらなきゃ!」という空気があったため、ネット広告業界は伸びてきた。しかし、別にネットでもオフラインでも関係なく、「効率がいいメディアが1番」なのである!いずれにせよ、 “最強の売れるノウハウ®”をすべて実践すれば、ネットが1番効率のよいメディアになることは間違いないが…
■その17:広告費よりも社員のボーナスに投資する
もし、あなたの会社の広告関係部署や広告代理店に、広告の費用対効果を本気で最大化する意思や能力がなければ、その広告予算を「社員のボーナス」に回すべきだ!
そのほうが、よほど会社の未来につながる有意義な投資になるだろう。
■その18:広告の費用対効果は1年単位でチェック
単品通販(D2C)の場合、広告の目標は「CPA」だけではない。「引上率」「CPO」「購入単価」「年間購入回数」「年間購入金額」はもちろん、最終的には1年後の「年間ROAS」で見なければならない。
会社の決算が1年であるように、広告の決算も年単位にすると、広告効果をより正確に把握することができる。単品通販(D2C)というのは、ひとりのお客さまにより多く、より長く買ってもらうことで中長期的に利益を出すビジネスモデルである。
それなのに、短期的な「CPA」しか語れずに媒体だけを売りつけようとするダメな広告代理店がいたら、出入禁止にするべきだ!
■その19:クリエイティブを値切らない
広告において、広告代理店に対して媒体を値切るのはまだいいが、絶対に「クリエイティブ」を値切ってはいけない!
媒体を安く買っても効果は同じなので、値切れたら単純にラッキーだが、人間がつくり上げるクリエイティブを安く買おうとすると、質も効果も低いゴミのような制作物しか出てこなくなるからだ。
■その20:信頼できる相手を見つけたら競合コンペはやめる
運よく売上を上げてくれる信頼できそうな広告代理店(広告パーソン)に出会えたら、くだらない「競合コンペ」はやめろ!
変な駆け引きなしに、その1社(ひとり)の広告代理店(広告パーソン)に徹底的に任せるようにすれば、きっと結果で返してくれるはずだ。彼らは、広告主であるあなたの信頼に応えるため、責任という重圧に耐え、何が何でもその目標を達成するために、売れる広告のプランニングに徹底して集中するだろう。
効果的な処方せんを書くには1対1での問診が必要なように、効果のある広告は、広告主と広告パーソンの信頼と責任のもとで運用される必要があるのだ。
ここまで一気に『デジタルマーケティングを大成功させる広告代理店との付き合い方20条』をお伝えした。あなたが本気でデジタルマーケティングを大成功させたいと考えているなら、これらのことを念頭に置き、必ず実行してほしい。
広告代理店に発注する際には、「ここに書いてある内容を100%やってください」と伝え、1年後には「引上率」「CPO」「購入単価」「年間購入回数」「年間購入金額」の目標数字を必ず達成することを約束させよう。
売れる仕組みを一つひとつ着実に実践すれば、確実に広告の費用対効果を上げ続けることができるし、それによって売上も上げることができる。結局、“実現できるか / 実現できないか”は、あなたが“実行するか / 実行しないか”の違いでしかないのだ!!
※「最強の売れるノウハウ」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第5927186号