加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #15

ネット広告のCPA・CPOを2~3 倍も改善する秘策「アンケートランディングページ」とは?

 

ツーステップは“申込確認画面”で商品訴求


 「アンケートランディングページ」で広告の費用対効果を最大化するためには、ビジネスモデルに合わせた工夫が必要になってくる。

 「無料モニター」や「100円モニター」を入口として、本商品の定期コース(サブスク)へのアップセル・引上を狙う「ツーステップマーケティング」の場合、まず「アンケートランディングページ」はアンケートのみのシンプルな構成にすること。ここでは通常のランディングページ(広告専用ランディングページ)よりも情報量を少なくして、さりげなく商品の良さを刷り込もう。

 その後、お客さまが「無料モニター」や「100円モニター」を申込もうとしたら、“申込確認画面”で通常のランディングページ(広告専用ランディングページ)と同等の量のコンテンツを見せ、商品の“売り”をしっかりと訴求することで、本商品の定期コース(サブスク)へのアップセルを狙うのだ。


 
 「無料モニター」や「100円モニター」の場合、お客さまにとって経済リスクがほとんどないため、少ない情報量でも「試しに使ってみようかな」と思ってもらえる。ところが、さすがにサブスク(定期コース)にアップセルさせようと思うと、しっかりと商品のUSP(その商品ならではの売り)や「お客さまの声」、企業理念などを伝えて、お客さまを納得させる必要がある。
 

ワンステップはアンケートと同ページで商品訴求


 一方、いきなり本商品の定期コース(サブスク)を売る「ワンステップマーケティング」の場合は、「アンケートランディングページ」のアンケートの直下に通常のランディングページ(広告専用ランディングページ)と同等の量のコンテンツを配置する。



 つまり、通常のランディングページ(広告専用ランディングページ)の上にアンケートの設問を追加するだけなのだが、売れるネット広告社のクライアント実績では、それだけでもコンバージョン率が約2.0~3.0倍も上がっている。

 最初から本商品の定期コース(サブスク)をオファーする「ワンステップマーケティング」の場合、入口の段階でお客さまに一定量の情報を提供して、商品の良さを理解してもらう必要があるが、間違っても別ページに遷移させてはいけない!

 「ワンステップマーケティング」の場合、あくまでもアンケートと同じページで商品の訴求を行うのである。

 「ツーステップマーケティング」なのか「ワンステップマーケティング」なのか、ビジネスモデルによって若干手法は異なるが、「アンケートランディングページ施策」において何よりも重要なのは、フォーム一体型にして余計なページ遷移をなくすことである。

 そして、本商品の定期コース(サブスク)をオファーする前には、通常のランディングページ(広告専用ランディングページ)同様、しっかりと商品の“売り”を伝え、お客さまを納得させることが大事になってくる。

 あなたも“フォーム一体型”の「アンケートランディングページ」を活用して、劇的なCPO改善を果たしてほしい。

 ※「アンケートランディングページ」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第6259239号
 ※「最強の売れるノウハウ」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第5927186号
 ※「申込フォーム一体型」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第6041909号
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