加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #17
A/Bテストを1000回以上繰り返してわかった、広告の費用対効果を最大化する「最強ランディングページ 8つの最新テクニック」
2021/09/27
いよいよ最後の2つのテクニック
⑦ 各段落に申込ボタンを設置
すでに述べた通り、売れるネット広告社の最強のランディングページはファーストビューと7つの段落で構成されているが、各段落に必ず入っているものがある。それが「申込ボタン」である。
重要なので再度言う。ランディングページでは、必ず段落ごとに「申込ボタン」を設置するべきだ!
たまにランディングページの最初と最後にしか「申込ボタン」がないランディングページがあるが、あまりにももったいない。ランディングページは、瞬発力と勢いで申込ませる構成になっていることが大事である。
だからこそ、各段落の最後に「申込ボタン」を設置し、お客さまが「申し込みたい」と思った瞬間に申込みができるようにしよう!
⑧ お金を払うことを想起させない
我々のランディングページでは、モニター商品の場合は「100円モニターに参加する」、定期コース(サブスク)の場合は「○○(商品名)を最高にお得に申込む」など、「参加する」「申込む」という表現で統一している。
なぜかと言うと、お客さまにお金を払うことを想起させないためである。そう、ランディングページでは「買う」「購入する」など、ダイレクトにお金を払うことをイメージさせる文言を使ったら“損”なのである。
さらに言うと、モニターに「参加する」という表現を使っているのは、使って終わりではなく「続きがある」という印象を持たせるためだ。「参加する」というと、使った後にお客さまが何らかのアクションをするようなイメージがあるので、事後アンケートの回答率アップにつながる。
事後アンケートは定期コース(サブスク)への引上が目的
ここまで一気に、最強のランディングページの最新テクニック8をご紹介した。
新規顧客獲得の場であるランディングページでは、あの手この手でコンバージョン率を最大化することが大事になってくる。しかし、それだけではなく、アップセルや引上・クロスセルを含めたその先のCRMまで見据えて、さまざまな種まきをしておく必要がある。
ランディングページを制作する際は、「レスポンスStage」だけでなく、「引上Stage」「クロスセルStage」のパフォーマンスを高めることを意識すること。それが最終的には、ネット広告の費用対効果の最大化につながるのである。