加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #21

成功するD2C(ネット通販)の3つの共通点。失敗する事業者との明確な違いとは?

 

成功するD2Cの共通点②:長期的に物事を見るマインドがある




「D2C(ネット通販)の定義は?」と聞くと、ほとんどの人が「お客様に直接売ること」だと答えるが、優秀な経営者は「お客様と中長期的に関係構築していくこと」だと答える。

 多くのD2C(ネット通販)企業は新規獲得に力を入れてCRMをないがしろにするが、D2C(ネット通販)の本質は、お客様と半永久的に関係構築していくことであり、初回申込みはあくまでも“きっかけ”でしかない。

 D2C(ネット通販)は、ひとりのお客様により長く、より多く買ってもらうことで売上・利益が最大化するビジネスモデルである以上、この本質をわかっているかどうかが成功と失敗の分かれ道になる。

 したがって、長期的なマインドを持ち、「いかに商品のリピートをさせるか」「いかにLTVを最大化させるか」に注力するCRM活動(関係構築)を行っているD2C(ネット通販)企業は伸びる。反対に、D2C(ネット通販)を単発的に考えて、新規獲得の数字ばかりに一喜一憂している企業は伸びていかない。

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