加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #23

A/Bテスト21連発。D2C(ネット通販)の「答え」を大公開【後編】

 

Q15:LTVが高い定期商品申込完了画面はどっち?




 以下のうち、LTVが高い定期コース(サブスク)の申込完了画面はどちらだろうか?

【A】 定期商品申込完了画面で購入の御礼をするだけ
【B】 定期商品申込完了画面で3ヶ月おまとめ定期へとアップセルさせるコンテンツを記載

 正解は【B】の定期商品申込完了画面で3ヶ月おまとめ定期へとアップセルさせるコンテンツを記載である。

 多くのD2C(ネット通販)会社は、ユーザーが申込みを完了した後の申込完了画面で「購入の御礼」だけを行っている。

 ところが、モニター申込確認画面で定期商品にアップセルしてくれたユーザーに対し、定期商品の申込完了画面で「購入の御礼」だけをするのは非常にもったいない! 本気度の高いユーザーには、申込完了画面を活用することで、さらなる上位商材にアップセルさせられる可能性があるからだ。



 そこで、定期商品の申込完了画面にアップセルコンテンツを追加し「3ヶ月おまとめ定期(3ヶ月分の商品を3ヶ月ごとに届ける)」を訴求したところ、LTVが1.54倍高くなることが判明した!

 定期商品の申込完了画面では、単なる御礼に終わらず、「3ヶ月おまとめ定期」を訴求してさらなる上位商材へのアップセルを狙おう!
 

Q16:LTVが高い定期の説明はどっち?




 次のうち、LTVが高い本商品の定期コース(サブスク)の説明はどちらだろうか?

【A】 定期コースの説明箇所に“縛りあり風”の文言を記載
【B】 定期コースの説明箇所にいつでも解約可能を記載

 正解は【A】の定期コースの説明箇所に“縛りあり風”の文言を記載である。

 定期コースの説明箇所に「3回以上の継続をお約束ください!契約ではございませんのでいつでも停止できますが、本気でシミをケアして“潤う美白”肌を手にするために、最低でも3回のご継続をお約束ください」と記載し、日本人特有の約束を守る律儀さを利用することでLTVが最大1.42倍上がることがわかっている。
 

Q17:LTVが高い申込完了画面はどっち?




 次のうち、LTVが高い申込完了画面はどちらだろうか?

【A】 申込完了画面に使い方動画を載せない
【B】 申込完了画面に使い方動画を載せる

 正解は【B】の申込完了画面に使い方動画を載せるである!

 申込完了画面に商品の使い方を紹介する動画を載せることで、ユーザーが正しく使ってくれるため効果を実感しやすくなる。その結果、継続率が上がりLTVが最大1.28倍上がるのである!

 申込完了画面は単なる御礼で終わらせずに、商品の使い方を紹介する動画を追加して、LTVアップを狙おう。
 

Q18:コンバージョン率が高い記事広告はどっち?




 以下のうちコンバージョン率が高い記事広告はどちらだろうか?

【A】 記事広告から広告専用ランディングページに遷移
【B】 申込フォーム一体型の記事広告

 正解は【B】の申込フォーム一体型の記事広告である。



 記事広告は新規獲得効率が良いことから、近年D2C(ネット通販)業界で大流行した。ところが外部ドメインを使用した違法な広告の温床となったため、最近は媒体側も規制を強め、出稿できる媒体が少なくなってきている…。

 さらに、従来型の記事広告は「インフィード広告⇒記事広告⇒広告主のランディングページ」という3段階の構造になっており、画面遷移が多いことから離脱が多いという問題があった。



 こうした従来型の記事広告の問題点を解消するのが、記事広告の最下部に申込フォームを設置した「申込フォーム一体型記事広告」である。

 従来、記事広告ではアフィリエイターなどの第三者が広告主のチェックを受けずに制作した違法な広告が出回っていたが、「申込フォーム一体型記事広告」は自社ドメインへの実装を前提としているため、広告主がチェック済みの記事広告のみ運用可能となる! したがって、違法性リスクを排除できるため、規制が厳しくなった媒体にも出稿できる。

 また、「申込フォーム一体型記事広告」は、その名の通り、記事広告上で個人情報を入力することができるため、従来型の記事広告に比べて極力画面遷移を抑えたシンプルなフローになっている。言い換えれば、離脱を最小限に抑えることができるのである。

 実際に、「フォーム一体型記事広告」と従来型の記事広告でA/Bテストを行ったところ、従来型の記事広告に比べて2.87倍もコンバージョン率が高かった!これからの記事広告は「フォーム一体型記事広告」一択である。

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