リテールメディアコンソーシアム #01

リテールメディアの研究組織「リテールメディアコンソーシアム」が始動、最新事例とその効果などを発信

 

次のリテールメディアのあり方を考える


 マーケティング専門Webメディアの「Agenda note(運営:ナノベーション)」は、消費者にとってのリテールメディアを目指し、勉強会などを実施する「リテールメディアコンソーシアム(Retail Media Consortium)」を2023年12月1日に設立する。

 本コンソーシアムは、リテールメディアのあり方を常に規定し、新たな基準を設定するプラットフォームとして機能する。日本独自の“リテールメディア”を定義する組織を構築し、最新事例とその効果の発信などを通して、消費者に新しい価値を提供するリテールメディアの創出を目的としている。

 現状のリテールメディアの情報は海外事例が多く、日本独自の取り組みは限られている。リテールメディアの明確な定義や共通認識が欠けている上、商品の購買を起点とした取り組みが先行している。さらに、多様なチャネルの中でユーザー動向も変化し、既存のコミュニケーション手法が必ずしも効果的ではない。これらの課題を解決するために「リテールメディアコンソーシアム」を設立する。


本コンソーシアムのロゴマークには、「i」の文字がそれぞれの単語に共通して入っており、跳ね上がる姿や人の形を連想させる。これは、メーカー、小売、顧客を象徴している。色は信頼感の青=メーカー、安心の緑=小売、明るい笑顔=顧客を意味し、より良い関係が生まれるようにと思いを込めている。さらに、三角形はメーカー・小売・ 顧客の3者間のトライアングルを表し、全員にとって素晴らしい取り組みができるようにという願いを込めている。

 本コンソーシアムでは、分科会として3つのテーマに分けて勉強会を実施する予定だ。そこでは、カウンシルメンバーとして参画している企業の事例や、データガバナンスなどマーケットの標準化に対しての基準などを議論していく。また、リテールメディア事業などを展開するフェズや、販促ソリューションのリーディングカンパニーである電通プロモーションプラスなども加わる。

 カウンシルメンバーには、次のメンバーの参加が決まっている。

▼チェアマン
・サントリー 支社長 リテールAI推進チーム シニアリーダー 中村直人氏

▼カウンシルメンバー(※氏名の五十音順)
・小林製薬 執行役員CDO 石戸亮氏
・NTTドコモ スマートライフカンパニー マーケティングイノベーション部 部長 石橋 英城氏
・LINE ヤフー MSカンパニー ビジネスPF統括本部 販促事業本部 ビジネス企画部 部長 井上亮平氏
・ライオン エクスペリエンスデザイン部 部長 大村和顕氏
・ツルハホールディングス 執行役員 経営戦略本部長 兼 情報システム本部長 小橋義浩氏
・フェズ 執行役員 リテールメディア事業本部長 田中友幸氏
・電通 ソリューション・デザイン局 チーフ・リサーチ・ディレクター/大阪大学 社会技術共創研究センター 招へい教員 朱喜哲氏
・ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング Global / Masstige Brand Manager富田慎司氏
・サニーサイドアップ 代表取締役社長 リュウシーチャウ氏

 他にも業界のキーパーソンに、カウンシルメンバーやプロジェクトメンバーとして参加してもらう予定になる。
リテールメディアコンソーシアムの詳細、公式サイトはこちら

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