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知ってるだけで差がつく、アドテクノロジー「新常識」 #02

ビッグデータ活用が失敗してしまう3つの罠と、AIの可能性【ソネット・メディア・ネットワークス 谷本秀吉】

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ビッグデータの登場で、現場には混乱も

 「ハーバードビジネスレビュー」2013年2月号で「ビッグデータ競争元年」という特集が組まれた頃から、多くの企業がビッグデータのマーケティング活用に注目し、その取り組みが活発化しました。

 代表的なアプローチは、「DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)」を導入し、マーケティングコミュニケーション施策に活かす方法です。

 当時から5年以上が経過し、ビッグデータのマーケティング活用は、どのような成果や事業成長に貢献したのでしょうか。

 実際には、複数のデータの統合だけでも、多額のコストと専用組織やリソースを割く必要があり、現場では多くの混乱が起きました。

 また、組織の上層部からは短期的な投資対効果(ROI)が求められることもあり、その手法の有効性については早い段階から疑問符を投げかけられ、段々とプロジェクトが立ち行かなくなるケースも散見されました。
 
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 結局のところ、マーケティングにビッグデータは必要なのでしょうか?

 ビッグデータ活用では、テクノロジーの採用と、それに応じた組織改変や人的リソースの分配が必要となります。その過程に生じた典型的な「失敗の罠」と、その原因を探りたいと思います。

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