新・企業研究 #01
サイバーエージェントが中堅企業・スタートアップ支援の新会社を設立した狙い【CyberACE 西島大】
2018/07/10
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地場の広告会社は、競合ではない
−地場の広告代理店が競合になるのでしょうか。それらの企業に負けない強みは何でしょうか。
必ずしも競合になるとは思っていません。実は、過去に地場の広告会社から、「運用面でサポートしてほしい」という相談をもらうこともありました。これまでは組まないようにしていましたが、別会社であるサイバーエースであれば、一緒に仕事ができる可能性もあると考えています。また、私たちの強みは、運用面で成果を出せることです。やはり東京と比べると情報格差があり、地方には広告プラットフォームのアルゴリズムやオペレーション、クリエイティブの情報がなかなか入ってきません。
我われは、サイバーエージェントの子会社であることを生かして、これらの情報をもとに中堅企業やスタートアップ企業に、高いクオリティのサービスが提供できると思っています。
−最後に、今後の展望について教えてください。
2020年に全国47都道府県に対象地域を拡大していきます。現在は、既存クライアントの一部企業を引き継いでいる状況ですが、我われが担当することで可視化されていないニーズを汲み取っていけるはずです。
また、テクノロジーの活用で、可能な限り作業を自動化して、クライアントの成果のために思考する時間を増やしていきたいと考えています。
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