メディアとコンテンツの未来Sponsored

住友商事グループ企業と、世界で業界をリードする代理店グループWPP傘下のエージェンシーのタッグが考える、メディアとコンテンツの未来とは?

  これから求められるデジタル人材は、マーケティングの知識も持ち、未来を描くことができるクリエイティブ人材という――。住友商事をバックに持つデジタルコンテンツ集団ALPHABOAT(アルファボート)と、GroupM(グループエム)傘下でデータ分析やデジタルテクノロジーを強みとするEssence(エッセンス)が、タッグを組んだ時に実現できるコンテンツとメディアの未来をALPHABOAT 社長 西谷大蔵氏とEssence 日本事業統括責任者 村上公太氏に、さらに、クライアントワークに求められる能力や発揮できる強みなどをALPHABOATのGeneral Manager, Allianceの佐藤法重氏とEssence メディアインベストメントディレクター 鈴木裕氏に話を聞いた。
 

デジタル化が加速する時代に求められる人材


   
西谷 DX時代に求められる人材は何かというテーマで、世界で業界をリードする代理店グループWPP傘下のEssenceさんと、住友商事が出資するデジタルコンテンツ事業社であるALPHABOATの対談が実現すること自体、いまの時代らしいですよね。

10年前には考えられなかった資本関係ができ、それらが密に連携して、いままでにないスキルの人材と一緒に働くという環境になっている。それがいまのDXの時代なのだろうなと思います。
西谷大蔵 
ALPHABOAT 社長。住友商事株式会社メディアエンターテイメント事業部、SCデジタルメディア株式会社 取締役。教育新聞社 社外取締役、日本海事新聞社 社外取締役。 新卒電通入社後、ウォルト・ディズニー・ジャパン、VIACOM Brand Solutions、コムスコア・ジャパン代表取締役社長、Apple Japanでモバイル広告プラットフォームのiAd代表などを経て、2018年より現職。

村上 そうですね。デジタル化が加速するなかで、デジタルにおけるデータ分析及びテクノロジーやイノベーションの推進など、専門家集団として任された広告施策の成果を出すことのみならず、マーケティング戦略の策定そのものに関わっていくことが当たり前に求められるようになりました。
村上 公太 
WPP傘下GroupM Japanの執行委員(EXCO)及びEssence日本オフィスの事業統括責任者。多様性を重視した採用方針を推進し、2015年から10ヶ国以上からのメンバーと共に日本オフィスの事業成長を実現。社内リーダーシップ育成研修のコーチとしても活動し、様々な場面においてコーチングの手法を活用。前職ではニューヨークの現地広告代理店にて、SaaSを活用したクリエィティブ制作管理の効率化ソリューションを多数の大手ブランドに提供。

西谷 たしかに、当社の人材においても、デジタルコンテンツ制作に特化した人だけではない、マーケティングを経験した方など、いろいろなバックグラウンドを持つ人が入社しています。

いまやマーケティングは、ほとんどすべての事業活動において必要とされる考え方になりました。だからこそ、この時代にマーケティングをメインにしたキャリア構築をされたい方に申し上げたいのは、キャリアの入り方というか、最初に入る入口がすごく大事だということかなと思っています。

村上 たしかに、マーケティング職に就く最初の入口は大事です。ただ、デジタルの最先端領域は日々変化し続けているので、選択肢に「正解はない」と思います。

ひとつ大事なポイントを挙げると、デジタルメディア業界は北米や欧州が日本の先をいっています。そうした海外の潮流を把握し、日本の商習慣も理解したうえで、つまりグローバル経済の中にある主要市場としての日本という視点から、将来必要なものを主体的に考えて実現していく人材が必要になっていると感じます。

西谷 コミュニケーションの手法がこれだけ多岐に渡ると、それを担う人材にはより本質的な理解が求められてきていると思います。様々なノウハウやツールの使い方ももちろん重要ですが、本質的な理解への探求がなければノウハウやツールに振り回されることになる。そしてもうひとつは、どのメディアやプラットフォームで発信してゆくかよりも、誰が、あるいはどういう主体が情報を発信するか。SNS全盛の時代でこれがさらに重要度を増してきていると思います。その中で、ALPHABOATもコミュニケーションの専門家集団としてあり続けていくために求められるレベルもどんどん難しくなっていく、そういう時代だなと思っています。

そういう時代だからこそ我々が仕事をするうえで大事にしているのは、データドリブンの考え方に代表されるマーケティングの定量面と、コミュニケーションデザインやブランドコミュニケーションといったマーケティングの定性面の、この2つの要素をどう掛け合わせていくかということ。そこに意識を向けてきちんと考え続けていくことが、これからマーケティング業界でキャリアを積もうとされている個人はもとより、組織やチーム全体としても求められていることだと思います。
 

ビジネス環境や会社の変化を楽しめるマインド

西谷 ALPHABOATは「ソーシャル・エンターテインメント」という言葉を旗印にしています。「エンターテインメント」という言葉は、必ずしも娯楽やお笑い等のエンタメをやりますという事だけではありません。たとえばBtoB法人営業であっても、これだけ情報が溢れている中で抜きん出て目立つためにはエンターテインメント的な要素は必須だと考えます。BtoB・BtoC問わずマーケティングの全体をどうデザインしてゆくか、その中で我々が重要視する1つの要素がこのエンターテインメントで、その想いを言葉にこめました。

一方「ソーシャル」は、ソーシャル時代に最適化したデジタルコンテンツとブランドコミュニケーションを、全体設計から制作まで一気通貫でつくる会社であることを示しています。それを合体させた造語が、この「ソーシャル・エンターテインメント」で、創業以来使っている考え方です。

村上 Essenceは、グローバルで「ブランドをもっと価値のあるものにする」というミッションを掲げています。これは、ブランドにとって広告・宣伝を含むマーケティング活動のブランド価値への寄与及び費用対効果を高めるという意味はもちろん、 その過程の中でメディアが世の中に持つ影響の大きさを鑑みて、エンドユーザーにとって本当に価値のあるメディア・広告に予算が還元されるべき、という意味も込められています。

その中で日本におけるEssenceは、日本市場で企業の成長を支援し、ひいてはそれが国全体の成長につながることを目指しています。Essenceとしても、新たなイノベーションをどう世の中に送り出していくかを考えながら、適したメディアを成長させ、ゆくゆくは広告やマーケティングとも異なる領域に対しても良い影響を与えていきたいと考えています。

西谷 人材面ではALPHABOATはチェンジマインドを大事にしています。当社は大企業の企業内スタートアップですから、大企業とスタートアップの両方の要素があります。

このどちらも行き来しながら、変化するデジタル領域の中で仕事をするために、どの職種でもまずは変化を楽しめる人、チェンジマインドを楽しめる人というのが、我々のような企業にマッチするポイントかなと思います。

村上 「楽しめる」というのは良い表現ですね。GroupMの一員であるEssenceにおいても、今後グループ全体でスケールしていくにあたって、変化は必ず付いてきます。その中で働くには、変化をただ受け止めるのではなく、これをチャンスだと捉え、それを能動的に形作るようなマインドが必要です。そのときに、「楽しむ」ということを根底に持っている人が最適ですね。

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企業の強みと、個人の能力。2つのメリットを生かして働くこと

佐藤 ALPHABOATは、デジタルやSNS領域に特化したプロデューサー集団で、BtoBおよびBtoCのクライアントに合わせた、動画制作やライブ配信、SNSキャンペーン企画やアカウント運用、エンタメコンテンツの著作権管理などを行っています。 
佐藤 法重 
ALPHABOATのGeneral Manager, Alliance。 2001年、新卒で住友商事に入社後、民放キー局とのジョイントベンチャー立ち上げ、衛星TV局ゴルフネットワーク、映画製作配給会社のアスミックエース等にて、一貫してメディア・マーケティング業務を担当。渡米帰国後、2018年のALPHABOAT設立から参画。

鈴木 Essenceはオフラインメディアの代理店業務で発展してきた従来の広告代理店とは違い、創業時よりデジタルに特化した組織の発展をとげてきているのが特徴で、デジタルの比重が非常に高いです。また、世界各国にEssenceのオフィス及びWPPやGroupMのネットワークがあるので、海外の最新事例の情報がすぐに入ります。

それを日本向けにカスタマイズし、ブランドや消費者双方に対してどのようなメリットを提供できるのかを考えることが、本当に刺激的で面白い部分だと思っています。 
鈴木 裕 
Essence 日本オフィスの Senior Media Investment Director 兼 GroupM JapanのMedia Investment Director。 オプトにてメディア部署を中心に経験し、 2011年よりマッキャンエリクソンでDigital Producerを経験。2014年より現職。

佐藤 ALPHABOATは、FULLSCREENという世界最大級のUGCクリエーターネットワークを持つ米国企業が出資しているので、海外の情報をリアルタイムに追いながらSNS運用やクリエイティブ制作に生かせるというアドバンテージがあります。

また、一般的な広告業務だと、顧客企業のマーケティング全体施策のなかの各作業を複数社で請け負う場合が多くありますが、当社はデジタル・SNS に特化することで当該領域においては企画からエグゼキューションまで一気通貫で担当させていただくケースも多く、各工程でのクライアントニーズや満足不満足の声なども随時拾えるので、肌触りまで感じながら関わることができます。それは大手の広告会社とは違い、シビアな世界ではありますが、そのなかに楽しみもありますね。

鈴木 そうですね。我々も専門領域や部署が異なる人と仕事をする機会が多いので、お互いに学び合える環境もあります。会社自体も成長してチャンスが増えているし、仕事も多様化してきているので、高いチャレンジ精神を持つ人であれば楽しめる環境になっていると思います。

佐藤 当社も同様で、逆に言うと、自分が持っていないものを補完し合って学ぶ姿勢がなければ、うまく回らなかったりします。映像制作、ライブ配信、SNS運用やデジタル広告等それぞれの業務領域において、それぞれのプロフェッショナルなスキルを持った人材がいますので、自然と頼り頼られるというところが、職場の雰囲気としてありますね。

鈴木 いろいろな考え方があり、それを学ぼうという意識があって、キャッチアップした情報をすぐに活用できる。そのうえで、ある程度ビジョンを持っている人がこの環境には適していると思います。ビジョンなど当社と何かしらの親和性を持つことができれば、弊社での仕事を楽しめるのではないでしょうか。

組織がフラットで意思決定もスピーディーなので自分のやりたいアイデアをトップ含め社内に提案しやすい環境があり、そしてグループ会社として 持つ認知度や資源も活用できる。この2つをうまく活用しながら仕事ができるという、なかなか珍しい環境だと思いますね。

佐藤 ALPHABOATも同様で、「使えるものはすべて使おう」というくらいの気概がある人に来てもらいたいですね。
 
Essence  
世界で広告業界をリードするWPPのメディア部門GroupMの一員であり、「ブランドを世界にとってもっと価値のあるものにする」というミッションのもと、データおよび効果計測・分析を最大限に活用する外資系メディアエージェンシー。
Google、NBCユニバーサル、L'ORÉAL 、ファイナンシャルタイムズ紙などを顧客に持つ。アジア太平洋・ヨーロッパ・アメリカを跨ぐ121カ国に22つのオフィスを構え、在籍社員数は2,000人以上。世界中で年間45億米ドルのメディア予算を管理・担当。
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ALPHABOAT  
ALPHABOAT(アルファボート)は、住友商事のデジタル関連事業の中核を担うSCデジタルメディア、80年を超える映画と演劇の輝かしい歴史を持つ東宝と、米FULLSCREENの3社ジョイントのデジタルコンテンツ制作及びソーシャル領域のコミュニケーションのスペシャリスト集団です。私たちは、ソーシャル時代に最適化したデジタルコンテンツを、動画・静止画・テキスト等フォーマットを問わず制作、拡散まで一気通貫でご一緒しています。 ALPHABOATは、CX領域のマーケティング&コミュニケーションに新しいデジタルコンテンツの価値をお届けします。
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