テクノロジー

新時代のソーシャル・エンターテインメントを提供する 「AlphaBoat」のローンチイベントが開催

東宝とのパートナーシップ詳細や、VICE MEDIA JAPANとの事業提携を公式発表

 デジタルネイティブ世代に向けた動画コンテンツの制作、プロデュースから配信までを手がけるAlphaBoat(アルファボート)は7月18日、恵比寿Act square(東京・渋谷)で同社の設立を記念したイベントを開催した。

 AlphaBoatは、住友商事のデジタルメディア事業推進の中核として2017年12月に設立されたSCデジタルメディアと、世界最大級のクリエイターネットワークを有する米FULLSCREEN社、日本最大の映画会社である東宝の3社が共同で運営する合同会社として4月に設立された。動画コンテンツの制作やプロデュース、クリエイターの発掘・育成を行うほか、企業のプロモーション・マーケティング支援を担う。

 設立にあたり、同社社長を務める西谷大蔵氏は、「若年層にとってファーストスクリーンであるスマートフォンを舞台に、当社と契約するクリエイターをはじめ様々なクリエーターの皆さまと、ソーシャル時代に最適化したブランド・セーフティーな “ソーシャル・エンターテインメント”を制作してまいります。今後、さまざまなブランドのマーケティング活動に、クリエーター起点のコンテンツをお役立ていただければ」と語った。



 そのほか、イベントではSCデジタルメディア社長の長澤修一氏による挨拶や、FULLSCREEN社 CEOのジョージ・ストロンポロス氏によるビデオメッセージを紹介。さらに、東宝とのパートナーシップの詳細や、世界30か国以上に拠点を持つ、複合メディア企業VICE MEDIA 日本法人との事業提携、国内最大級オトナ女子向けライフスタイルアプリメディア「LOCARI(ロカリ)」との提携のほか、CMerTVと次世代動画ブランディング事業の拡大に向けた事業提携なども発表された。
 

動画を積極的に活用するマーケターも登場

 イベントでは、ブランド企業のマーケターを招いたパネルディスカッション「デジタルネイティブに響く、動画コンテンツの条件」も開催された。

 ニューバランスジャパン DTC&マーケティング ディレクター 鈴木健氏、パナソニック アプライアンス社 コンシューマーマーケティングジャパン本部 コミュニケーション部 クリエイティブ課 担当課長 高須泰行氏、KDDI コミュニケーション本部 戦略担当部長 井上慎也氏の3人が登壇。動画を積極的に活用している理由や、デジタルネイティブ層に響く動画制作のポイント、動画をターゲット層に接触させるための方法について議論が展開された。



 イベントは、ブランド企業やパートナー企業、関係者など約220人が集まり、盛況のうちに幕を閉じた。

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