RoktラウンドテーブルディスカッションSponsored

鍵は「タイミング」と「関連性」。ユーザーと広告主、メディア「三方良し」のオンライン広告、実現の一手とは?

 近年、オンライン広告を取り巻く環境が急速に変化している。サードパーティクッキー規制の流れなど、プライバシーの保護が重要視されるようになった一方で、ユーザーは、一律的な広告や自分に無関係な広告を押し付けられることに抵抗を感じるようになった。メディアや広告主はこうしたニーズへの対応を迫られており、リテールメディアなど新たな広告手法への注目度も高まっている。

 2022年12月8日から9日に都内で開催されたマーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ東京2022」では、eコマーステクノロジー企業のRokt(ロクト)提供で「オンラインにおける『良い広告』とは?」をテーマとして、マーケティングに携わる約300人の参加者によるラウンドテーブルディスカッションが行われた。

 本レポートでは、当日のディスカッションの様子や、そこから導かれた「良いオンライン広告」実現へのアプローチを、ダイジェスト形式で一部再構成してお届けする。
 

ユーザーにとっての「良い広告体験」とは


Rokt ビジネス開発/ディレクター 大野 皓平氏
はじめに大野氏より「今回のディスカッションでは、オンライン広告を『個人が所有するPCやスマホ、タブレットなどのパーソナルデバイスで、オンライン行動の中で接触する広告』と定義します」と説明の上、議論が開始された。

 まず前半のワークでは、マーケターである各参加者が、日々様々なオンライン広告にユーザーとして触れる中で印象に残った広告体験をシェアし、その体験価値(良い、悪い)を左右するファクターについて分析。

「良い広告」をつくる要素として、特に以下の3点が会場から多く声として上がった。
  • タイミング(その時行っているオンライン行動を邪魔しないこと、ちょうど欲しいと思う瞬間に表示される広告であること)
  • 関連性(自分に関係のある内容であること、自身のニーズに合う商品・サービスの広告であること)
  • 主導権(広告を閲覧するかどうかを自分で選択できる広告であること)

 続いて後半では、ここにメディア目線・広告主目線も加えた上で、各テーブルで「どんな商材・サービスの広告を」「どのようなメディアタッチポイントで」「どのような方法で」ユーザーに届けるのが最善か、についてアイデアを出し合い、それぞれ広告キャンペーンアイデアをまとめ上げた。
 

適切な人に、適切なタイミングで、適切なコンテキストを届ける


 各チームから様々なキャンペーン案が発表された中、今回の最優秀広告手法賞に選出されたのは「友人から結婚式の招待状が届いたときの広告」のアイデア。
発表したチームは「ユーザー属性や年齢分布などのデータを活用し、オンラインで結婚式の招待状が届いたとき、それを受け取った人が『出席』を選択すると、貸衣装のページに飛ぶような広告を考えました。結婚式を主催する友人は広告を出している意識がありませんが、招待状を受けとった人はオーガニックに広告に触れられ、かつベネフィットを得られる広告になると思います」と語った。

 このアイデアを最優秀に選定した理由についてRoktの山中氏は、「良い広告を定義する要素として、タイミングやオケージョン(場合)という言葉が出ていました。広告ビジネスをする上で、適切な人に適切なタイミングで、適切なコンテキストが当たることが非常に重要です。そういった意味で、誰もが心躍る『結婚式の招待状』を受け取った瞬間に、その後まさに必要になる貸衣装のページに飛ぶというコンセプトの広告は胸を打つものがありました。また、デモグラフィックなデータを参照することで、そのユーザーに合った最適な商品を提案することも可能になります。」と選出理由を話し、ユーザーのモーメントを捉え、ニーズに合致する便利な情報を提供する重要性を強調した。
   
Rokt ゼネラルマネージャー 山中 理惠氏
 
Roktによる調査レポート「ECにおける関連性強化の重要性」をダウンロードする
 

「広告主、メディア、生活者」の3つの視点から考える「良い広告」


 また、Rokt マーケティングマネージャーの野口彰英氏はディスカッションの中で「生活者にとっては、メリットのある内容が、受け入れやすいタイミングで表示されること。広告主にとっては当然、費用対効果の高さは重要ですが、ブランドイメージが上がるような広告が良い広告と言えます。そして、タッチポイントであるメディアにとっても、自社媒体の世界観やユーザー体験を損なわない広告であること、そして収益性の高さもポイントとなります」と付け加えて語っている。
   
Rokt マーケティングマネージャー 野口 彰英氏

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