TOP PLAYER INTERVIEW #03Sponsored

LINEが秘めるCRMの可能性とは? 台湾No. 1*のLINE活用テクノロジー企業のクレッシェンド・ラボが日本上陸

 

LINEの最大の価値はCRM


――事業を展開する中で、台湾と日本の違いは何でしょうか。

 私たちが日本企業のマーケターと会話させていただく中で気づいた大きな違いは、データの取り扱いやプライバシー情報保護への意識が、日本は圧倒的に高いという部分です。台湾でも当然、そのトピックが話題になることはありますが、日本企業は特に重視している印象です。

 私たちも当然、そのニーズを汲み取っており、データ保護やセキュリティ面においても一切の懸念なく使っていいただけるように製品をデザインしています。今後も特に注力していきたいと考えています。
  
台湾と日本の違いについて語る猪股氏

――今後の展望を教えてください。

 私たちは、コミュニケーションクラウドソフトウェア企業を目指しています。主力製品であるMAAC(マーク:マーケティング効果を向上するためのLINE CRMツール)では、企業の顧客データ蓄積と分析、自動化を支援することでマーケティング課題を解決します。

 新製品であるCAAC(カーク:LINE公式アカウント向けカスタマーサポートツール)では、企業と消費者間のチャットコミュニケーションをより円滑に行い、カスタマーサービスの課題を解決していきます。

 日本企業の消費者コミュニケーションにおける課題解決を可能にするプロダクトの開発に積極的に行い、さまざまなニーズに応えられるようにしていきます。

 また、私たちはLINEを活用している主要3カ国(日本、台湾、タイ)にオフィスを持つ数少ないグローバル企業です。日本企業のマーケターにとっても、他国の事例から学ぶことは少なくないと考えており、そのノウハウを日本企業にも届けたいと思います。一方で、台湾やタイでのLINE活用においても相談をもらえる最適なパートナーとなれるよう、日本でもより身近な存在になりたいと思います。

―― 最後に、日本の広告主に対して一言お願いします。

 LINE活用は効果が高い反面、いろいろと施策を行うほど配信コストも比例して上がり、ROI(Return On Investment)が下がってしまうというジレンマがあります。

 LINEの即効性に期待し、短期的な売上目標を追いかけ過ぎてしまうと、配信内容や顧客体験が単調でつまらないアカウントとなってしまいます。結果、メッセージの開封率は減少、ブロック率は上昇、そして新しく友だちを獲得するというジリ貧なループに追い込まれがちです。

 ただ、LINEはCRMという側面こそが、最大の価値だと私たちは信じています。「LINE CRM」「LINEとデータベースの統合」などは、私たちの専門領域であり、企業が顧客と長期的な関係構築を行えるようにするために、さまざまなソリューションを提案しています。

 現在、私たちはグローバルで累計500社以上のクライアントを抱え、その約半数はLINEと何かしらのデータベースを連携して活用しています。この数字は、私たちがいかにLINEのデータ活用領域で企業にとって必要な存在かを示す根拠と言えるでしょう。

 これから多くの日本企業の皆様とお話しできること楽しみにしています。

クレッシェンド・ラボ公式サイト
MAAC:マーケティング効果を向上するためのLINE CRMツール
CAAC:LINE公式アカウント向けカスタマーサポートツール
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