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テクノロジー

ベストインクラスプロデューサーズら3社で新会社設立、代表の菅氏「企業のデータ活用戦略を推進させる」

代表にはBICPの菅恭一氏が就任

 マーケティングプロデュース事業を手がけるベストインクラスプロデューサーズ(以下、BICP)は1日、データ分析を行うエクスチュア、マーケティングコンサルティングのデジタルインテリジェンスの3社で、新会社 ビーアイシーピー・データを設立したと発表した。同社は、顧客中心型マーケティングを掲げ、企業のデータ活用戦略の推進を担う。 

 同社の代表取締役に就任したBICP 代表取締役社長 菅恭一氏は、次のようにコメントした。

 「BICPでは、2015年の創業以来、『顧客中心型の戦略プランニング』『データマネジメント』『チームビルディング』の3つのコミットメントを標榜し、企業の『データマネジメント』領域を支援してきました。一方で、BICPのアプローチは戦略プランニングのプロセスを重視するため、目の前で顕在化しているデータの問題に着手するまでに時間を要する場合もありました。今回のビーアイシーピー・データ設立は、この問題に直接ハンズオンできるスキル・体制の垂直立ち上げを目的としています」



 新会社では、企業の戦略とデータを連携させることを目的に、プロデュースとマネジメント業務を行う。

 具合的には目的にあったデータを活用できるよう、その戦略の設計や推進、データ基盤やマーケティングダッシュボードの設計・構築・運用を担う。また、最新のデータサイエンス技法の導入や、さまざまなデータホルダーと連携させるためのサービスデザインやアライアンスビジネスによって、データを価値があるよう戦略的に位置付ける。

 菅氏は、「BICPが得意とする戦略からの目的ドリブンなアプローチに、参画パートナー企業の資源も活かした『データからの探索的なアプローチ』という新たなケイパビリティが加わることにより、日々加速するデータ環境に適応した事業インパクトのあるマーケティング戦略、データ活用戦略の推進支援が可能になります」と話した。

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