テクノロジー

電通がグループ7社と連携し、企業のデジタル事業を支援するサービス開始

「構想・計画」から「開発・成長支援」まで一気通貫で伴走

 電通は8月26日、国内のグループ7社と連携し、企業のデジタル事業の成長を支援する新サービス「Product Management For Growth」の提供を始めた。

 グループ7社は、電通総研、 電通デジタル、電通プロモーションプラス、イグニション・ポイント、ミツエーリンクス、GNUS、電通クロス ブレイン。

 新サービスは、企業と顧客をつなぐアプリやWebサービスといったデジタルプロダクトの構想・計画から開発・成長支援まで一気通貫で伴走する。AIを活用したアイデア出しや試作品の作成、UXデザインなどの支援を通じて、企業のプロダクト開発を高品質かつ高速に実現する。

 AI技術の進化など環境が変化していく中、デジタルプロダクトの開発現場では企画力や推進力の部分で課題が発生しており、それぞれの段階で最適な対処が求められている。電通グループは、多様な専門性を統合することによる実現力と伴走力という強みを生かし、各プロセスを一気通貫で支援することで課題を解決し、企業のデジタル事業の成長に貢献するという。

 設計段階や企画段階では、電通グループが長年にわたり蓄積したデータを学習してアイデアを高速生成するAIブレストシステム、1億人規模の高解像度なペルソナを仮想再現するAIモデルなどを活用し、開発プロセスの精度とスピードを両立したサービスを提供する。

 電通は「今後も市場環境の変化や的確な生活者インサイトを把握し、多様な企業課題を解決するソリュ ーションを開発・提供することで、企業の持続的な成長と競争力の向上に貢献していく」としている。

 

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