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電通が1億人規模の高解像度なペルソナをAIで再現、新リサーチツールを運用開始
2026/01/21
詳細なセグメント設定と深化したペルソナインタビュー
電通は2025年11月12日、1億人規模の高解像度ペルソナを仮想再現したAIモデルを搭載するリサーチツール「People Research」を、本格的に社内で運用し始めたと発表した。電通独自の大規模データを活用し、AIで再現した想定顧客のペルソナにインタビューができるシステム「AIQQQ TALK(アイキュートーク)」と連携することで、生活者の深層心理や行動背景を探り、より精緻なマーケティング支援を実現するという。
生活者の価値観や行動が多様化・複雑化する中、企業のマーケティング活動や商品開発には、より多面的で深い生活者理解が求められている。
電通は同年5月、独自の大規模調査データをLLM(大規模言語モデル)を活用してファインチューニングすることで、1億人規模の高解像度なペルソナを仮想再現したAIモデル「People Model」を開発。複数のプロジェクトで活用され、利用ニーズが高まったことから、多くの社員が簡単に調査・分析に活用できる環境を整え、新ツールとしてリリースした。
「People Research」には大きく2つの特徴的な機能がある。
ひとつ目はアスキング調査機能。任意の質問を設定し、回答結果を元に、詳細な分析を行うセグメントを抽出できる。単一回答や自由記述回答に加えて複数回答にも対応するため、柔軟で実情に即した調査設計が可能だという。
(図表1)アスキング調査機能 イメージ

2つ目はデプスインタビュー機能。「AIQQQ TALK」との連携によって自動的に抽出したAIペルソナに対して1対1のインタビューを実施できる。従来は数日かかっていたインタビューの作業を数分~数時間に短縮できるという。
(図表2)デプスインタビュー イメージ

AIペルソナが「なぜその回答に至ったのか」という背景要因も抽出可能で、数値に落とし込めない生活者の意思決定プロセスの把握にも役立てることができるとしている。
「People Research」の本格運用により、電通は「従来の調査では捉え難かったニッチな層や、新しい価値観を持つ生活者クラスターに対する柔軟な調査設計も可能になり、クライアントのターゲットに即した深掘りが行えるようになる」とコメントした。
※図表の出典は電通




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