ポスト平成時代の“AIネイティブCxO”量産化計画 #02
AIは、CMOの仕事をどこまで奪うことができるのか?【野口 竜司】
「顧客と企業の橋渡し役」から、「顧客と“AI”と企業の橋渡し役」へ
これまでCMOは、「顧客と企業の橋渡し役」を担ってきたと言えるが、AI時代においては沢山のCMOに「顧客と“AI”と企業の橋渡し役」になってほしいと願っている。 AIを味方として捉えて、自らのコントロール配下に治め、頼りになる相棒として速やかに取り入れるいわゆるAIネイティブになってほしいのだ。AIを味方にしない非AIネイティブCMOは、競合に比べ価値を発揮できず、AIネイティブなCMOに仕事を奪われてしまうかもしれない。AIネイティブなCMOは、分析改革、CX改革、ビジネス改革を企業にもたらし、顧客への新しい価値を提供することで、AIから仕事を奪われるどころか各業界から引っ張りだことなり、休む暇などなくなるはずだ。
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