加藤公一レオが教える「ダイレクトマーケティングの最強基礎」 #09

コンバージョン率が上がる、「最強の申込フォーム」 7つのテクニック

前回の記事:
「アップセル率を最大10倍に上げるテクニック」をビジネスモデル別に徹底解説


 
 こんにちは。売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオです。

本連載では、キレイゴトは一切語らず、ズバリ「どうやったらネットで商品を“売れる”か」に特化して、100%確実性のある「ダイレクトマーケティングの最強の基礎」を皆さまに伝授していければと思う。

今回のテーマは、「コンバージョン率が上がる最強の申込フォーム」。ズバリ、ランディングページでお客さまが離脱する最大のポイントは、申込フォームである!!

一生懸命ランディングページをつくってネット広告をしても、ゴミみたいな申込フォームでは、せっかく集めたお客さまがどんどん離脱してしまい売上を上げることはできない。

お客さまが申込フォームで離脱する理由は、単純に「面倒くさい」「エラーがムカつく」である。フリック入力の速い私でさえそう思うのだから、一般のお客さまはなおさらだろう。

だから、コンバージョン率を上げるためには、申込フォームでの入力の手間を極力減らし、入力ミスや見落としによるエラーをなくすことが超大事である。ネット通販(D2C)であっても、細かいところにまで気を配り、お客さまの手間をできる限り省く「おもてなし」の心が大切なのだ!

そこで、我々売れるネット広告社が何度も申込フォームのA/Bテストを繰り返して編み出した、EFO(Entry Form Optimization:申込フォーム最適化)済みの「最強の申込フォーム」7つのテクニックをご紹介したい。
 

ランディングページは「申込フォーム一体型」にしよう


 EFOテクニックに入る前に、まずは超重要な「申込フォーム一体型ランディングページ」について話しておきたい。第6回で詳しくお伝えしたので、今回は復習になるが、ランディングページは「申込フォーム一体型」にすることが大前提である。

 なぜなら、コンバージョン率を最大化するためには、ランディングページから申込完了までの画面遷移を極力短くすることが大事だからだ。

 いまだにランディングページをカートシステムにつなげている単品通販(D2C)会社も多いが、ぶっちゃけランディングページとカートシステムの相性は最悪だ!なぜなら日本の一般的なカートシステムには平均8つもの画面遷移があり、画面が遷移するごとにお客さまがどんどん離脱してしまうからである。
 

 この通称「かご落ち」と呼ばれる現象を防ぐには、申込フォームを「フォーム一体型」にして画面遷移を短くすることが有効だ。

 「申込フォーム一体型ランディングページ」とは、他のページに遷移することなくランディングページ上で個人情報の入力が完了できるページのことである。ランディングページ上で個人情報を入力したら、あとは申込確認画面と申込完了画面があるだけのシンプルな構成になっているので、離脱が減り、コンバージョン率が上がるのだ。
 

 カートシステムにつなげたときと比べ、ランディングページを「申込フォーム一体型」にするだけで、コンバージョン率は約1.5~2.5倍上がる。

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