"Go Funny" 迷ったら面白い方を選ぶ、外資経営者のキャリア論 #02

外資系企業でもトップ10%の人材になれる、当たり前だけど、必要な「3つの能力」

前回の記事:
外資系企業でクビになりかけたのに、社長にまでのぼりつめた男
 

仕事における「CPU」「HDD」「OS」


 前回は、クビになりそうになりながらも、最終的に社長になったビジネスパーソンの例を紹介しながら、「相手をリスペクトできなければ、いい仕事はできない」という心構えを紹介しました。今回は、具体的に「仕事ができるとは、何か」を考えていきたいと思います。

 「仕事ができる」という基準で挙げられる能力は、大きく3つのカテゴリーに分けられます。パソコンのパーツに例えると、「CPU」「HDD」「OS」に該当します。

 私は外資系企業3社を経験し、数100人の外国人も含む、多くのビジネスパーソンを見てきましたが、仕事で素晴らしい実績を出せる人は、この3つを身につけていました。

 [1.CPU ] 地頭の良さという基準で、処理スピードに関わるところです。



 [2.HDD ] 知識、経験などの後天的に蓄積される部分です。



 [3.OS ] どのように物事を捉え、処理していくかという部分です。アップデートすることで、より大きく進化できます。



 CPUやHDDに該当する部分は、先天的な能力や後天的な経験に依存する面が大きく、個人の努力だけではすぐに伸ばしづらい部分です。そこで今回は、自分自身でアップデートすることが可能な「OS」にフォーカスし、何が重要なのかを考えていきます。OSにおける、これから紹介する3つの力を意識するだけで、優秀なビジネスパーソンが多いと言われる外資系企業でもトップの10%の人材になれます。

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