FIELD MANAGEMENT EXPANDの協賛で開催決定


 株式会社ナノベーションは、日本最大規模のマーケティングカンファレンス「マーケティングアジェンダ」内のプログラムの一つとして、若手クリエイターを対象とした企画コンペティション「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ(以下、YCA)」を主催している。

 YCAは、世界最高峰の国際広告賞である「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(通称:カンヌライオンズ)」内の「ヤングライオンズコンペティション(通称:ヤングカンヌ)」からインスピレーションを受けて創設されたプログラム。参加クリエイターは、実在する企業課題から企画アイデアを練る。

 先般、「マーケティングアジェンダ2025」の会期中(2025年5月21日-23日)に開催されたYCA2025には、過去最多の19チーム・38名のクリエイターが参加。「バーガーキング」を展開するビーケージャパンホールディングスから提供された課題に挑み、熱狂のうちに閉幕した。
 
参考:
グランプリの栄冠は電通チームに!ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2025結果発表
https://agenda-note.com/conference/detail/id=6554

  

 この度、2026年春に沖縄で開催予定の「マーケティングアジェンダ2026」にて、株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND(以下、FMX)協賛の下、「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026」の開催が決定した。今回で6回目の開催を迎える。コンペの課題やエントリー方法などの詳細は追って告知する。

 FMXはクリエイティブを基点に、クライアントの事業成長に貢献するプロフェッショナル集団。コンサルティング、エージェンシー、イベント&カンファレンスの3つの領域において、多様な専門性を持つプロフェッショナルがクライアントに伴走し、最適なチームとソリューションをアジャイルに提供している。

 AOI Pro.やTYOを擁する国内最大級のクリエイティブグループKANAMEL(カナメル)に属する。「想像を超える創造。」を理念に掲げ、営業・マーケティングなどの顧客体験(CX)領域におけるコンサルティングから、コミュニケーション領域の設計/企画/制作、イベント・カンファレンスの実行まで、幅広いサービスを展開する。
 

11月17日開催「特別セミナー」の参加申込を受付中


 YCA2026の開催に向け、 事業会社のマーケターや広告・コミュニケーション業務の責任者・担当者の方々にYCAへの関心をより高めてもらうことを目的にとした特別セミナーを、11月17日(月)16:00-18:00にFMX協賛で実施する。

 特別セミナーのテーマは「事業会社マーケター必見:最高のクリエイティブ提案を引き出す極意」。事業会社のマーケターや広告・コミュニケーション業務の責任者・担当者が、自社・担当事業の課題や目標に合わせて最適なクリエイティブパートナーを選び、最善の提案を引き出し、成果につなげるためのヒントを提供する。

 参加申込の締切は11月10日(月)18:00。
YCA2026 特別セミナーへの申し込みはこちら


 当日のプログラムは以下の通り(内容や出演者は予告なく変更する可能性があります)。
 
【セッション1】
最善のパートナーを発見し、良い提案を引き出す最強のオリエンテーション

 クラウド型のタレントマネジメントシステムを提供するHRBrain。同社は今年8月、生成AIを積極的に活用した新サービス、新たな事業戦略を発表した。これに合わせて、戦略の核となるキーメッセージおよびキービジュアルを一新。そのクリエイティブを手掛けたのは、ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2025の受賞チームだ。

 クリエイターの能力を最大限に引き出し、ブランド価値向上や事業成長などの成果につながるクリエイティブを実現するカギとなったオリエンテーションと、そのオリエンテーションを前にHRBrain社内で行った「共通言語づくり」とはどのようなものだったのか。

 HRBrain 事業統括本部 Marketingの宗包麻里菜氏と、同社のマーケティングをマーケティングアジェンダ カウンシルとしてサポートする加藤希尊氏(キンドリルジャパン Vice President, CMO/マーケティングアジェンダ カウンシル)が登壇し、キーメッセージ・キービジュアル策定の裏側を明かす。

 登壇者:
 
宗包麻里菜氏
株式会社HRBrain
事業統括本部 Marketing

新卒で証券会社に入社し、新規開拓営業で顧客基盤づくりを経験。
2019年より株式会社HRBrainに参画し、カスタマーサクセスとして数十名規模のスタートアップから数千名規模の大手企業まで200社以上を支援。顧客の声を起点にした価値訴求の重要性を実感し、その知見を活かす形でマーケティング部に異動。展示会・セミナーの企画運営、導入事例の取材・記事化、メールマーケティングによるナーチャリング施策を担当し、リード獲得から顧客育成、ブランド認知拡大までフルファネルでマーケティングを推進。
 
加藤希尊氏
キンドリルジャパン株式会社
Vice President, CMO

マーケティングを通じて事業成長とブランディングを推進し、現在は世界60カ国以上でITインフラ & コンサルティングサービスを展開するキンドリルジャパンにてVice President兼CMOを務める。20年以上にわたり、WPPグループ、Salesforce、チーターデジタルなどグローバル企業でマーケティングをリード。B2CとB2B双方の知見を活かし、特にSaaSや無形サービスの市場投入から成長戦略の設計、エンタープライズマーケティングやアカウントベースドマーケティングに強みを持つ。著書『はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ』をはじめ、マーケティングと顧客体験に関する知見を広く発信し、実務と理論をつなぐ専門家として活動している。
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【セッション2】
パネルディスカッション
「プロジェクトを成功に導く、クリエイティブパートナーとの連携の勘所」

 人の心を動かし、行動を促して、成果につなげる。そんなクリエイティブを精度高く生み出すために有効な工夫には様々なものが考えられ、企業や事業、プロジェクトの規模・目的によっても異なるはずだ。事業会社側がやるべきことは何か。クリエイティブパートナーに求めるべきことは何か。また両者の理想的なコミュニケーション・連携体制とはどのようなものか。

 本セッションには、KDDI ブランドコミュニケーション本部 副本部長 合澤 智子氏、花王 マーケティングイノベーションセンター長 伊藤浩史氏、カンロ 常務執行役員マーケティング本部長 内山妙子氏が登壇する。各社の具体的な取り組みとその成果を聞きながら、幅広いケースに適用可能な、クリエイティブパートナーとの連携の「勘所」を探っていく。
モデレーターは、リクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター 部長 萩原幸也氏が務める。

 登壇者:
 
合澤 智子
KDDI株式会社
ブランドコミュニケーション本部 副本部長

99年現KDDI入社
モバイルEC/ニュースEXなどモバイルコンテンツサービス企画を経て、2009年からはプロダクト企画に異動。au Design projectのスマートフォン企画、プロダクトラインナップ企画に従事
2017年に役員付補佐
2018年よりデジタルマーケティングの主に広告領域、のち宣伝部では、マス・デジタル全般のクリエイティブ企画、メディアプランニングを統括
2025年より上記に加え、コーポレートブランディングのマネージメントにも従事、現在に至る
 
伊藤浩史氏
花王株式会社
マーケティングイノベーションセンター長

1989年に花王入社、東京・大阪・九州全域・中部地方全域の販売経験のあと、22年間様々なブランドに携わった。新ブランド創造やグローバルブランド、ロングセラーブランドの再活性化など、特にヘアケアブランド「ASIENCE」のプロジェクト・リーダーとしての立ち上げとアジアへの拡張、ブランドマネジャーとしてのNIVEAブランドの大幅成長、コロナ禍でもマレーシア法人社長として構造改革で最高売上達成など、多様なフィールドで改革を実現した。 2023年より、マーケティングイノベーションセンター長として、メディア、リサーチ、データサイエンス、ナレッジマネジメントを束ねてマーケティング改革を推進。入社以来、新しいことへのチャレンジが成長を育むと考え“いつもSomething New!” を信条としている。
 
内山 妙子氏
カンロ株式会社
常務執行役員マーケティング本部長

デザイナーとしてカンロ入社後、マーケティング業務に従事
2012年直営店「ヒトツブカンロ」の立ち上げに参加
2017年40年ぶりとなる新CI導入を推進
2018年執行役員 コーポレートコミュニケーション本部長就任
2021年デジタルマーケティング推進プロジェクトPM
2022年新設されたデジタルコマース事業本部の本部長兼務
2023年パーパス策定推進
2024年常務執行役員マーケティング本部長就任
2025年マーケティング内にCX推進部新設
(デジタルマーケティング、EC、広報機能を連携)
 
【モデレーター】萩原 幸也氏
株式会社リクルート
マーケティング室 クリエイティブディレクター 部長

山梨県生まれ、武蔵野美術大学を卒業後、リクルート入社。リクルートグループのサービス、コーポレートのブランディング及び、マーケティングを担当。Xのフォロワー10万人。
公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 クリエイティブ委員
武蔵野美術大学 評議員
武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員
武蔵野美術大学校友会 会長
県庁公認 山梨大使

登壇歴 : Advertising Week / Marketing Agenda / ARTS(宣伝会議)/ 日本アドバタイザーズ協会 / ネプラス・ユー/アドタイ・デイズ/武蔵野美術大学 / 多摩美術大学 / タモリ倶楽部 など
受賞歴 : TDC / タイポグラフィー年鑑 / グッドデザイン賞 ベスト100 / カンヌライオンズ グランプリ など
審査員歴 : YouTube Works Awards 部門審査員長、ACC 、広告電通賞、ヤング・クリエイティブ・アジェンダなど
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【セッション3】
クリエイターから見る、成果を出すアイデア開発のパートナーシップ

 マーケターとクリエイターが上手く連携し、効果的なクリエイティブを生み出すための方法は一つではない。マーケターが抱える課題、実現したいゴール、プロジェクトの制約条件、クリエイターの強み、両者の関係値などによって、とるべき方法は異なる。

 オリエンからプレゼンまでのプロセス。プロジェクトの座組や役割分担。クライアントとの日常的な会話の頻度や質・量……クリエイターの視点から考える、クライアントとの理想のパートナーシップのあり方を、FMXクリエイティブディレクターの松井一紘氏とリクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター 部長 萩原幸也氏が考える。

登壇者:
 
松井一紘氏
FIELD MANAGEMENT EXPAND
取締役VP of Creative兼クリエイティブディレクター / コピーライター

2012年TYO新卒入社。現在FIELD MANAGEMENT EXPAND 取締役VP of Creative兼クリエイティブディレクター / コピーライターを務める。
ブックオフ「ブックオフなのに本ねぇ~じゃん!」で2020年度TCC最高新人賞、2019年ACCフィルム部門グランプリ。 メルカリ「それ、新品じゃなくてもいいんじゃない?」新聞広告で2022年TCC賞ほか受賞。 シクロペフェスティバル、シクロペ・アジア審査員を務める。
主な仕事に、ブックオフ「バイトのあのちゃん」、LUUP「もう、フツーでしょ?」、ホットペッパービューティー「復活」
など。
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ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026 
特別セミナー「事業会社マーケター必見:最高のクリエイティブ提案を引き出す極意」
開催概要
名称
ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2026 特別セミナー
日時
2025年11月17日(月) 16:00-18:00
※15:30 受付開始予定
※18:00~懇親会を実施予定
会場
株式会社ナノベーション 東京本社5Fラウンジ
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目17番10号 EastWest 5F
定員
30名
主催
株式会社ナノベーション
特別協力
アジェンダノート(Agenda note)