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【速報】ゴルフダイジェスト・オンライン 執行役員の志賀智之氏、医療・福祉領域の人材サービス企業トライト CMOに就任

 

医療・福祉領域で新たなチャレンジ


 医療・福祉領域を中心とした人材サービスとデジタルソリューション等の事業を展開しているトライトは1日、4月1日付けで常務執行役員 CMO マーケティング本部長に、ゴルフダイジェスト・オンラインで執行役員 CMO/CIOを務めていた志賀智之氏が就任すると発表した。ゴルフダイジェスト・オンラインでは、マーケティングやデジタル、特にCRM領域などで大きな成果を出してきた。

 同氏は、開発会社を経て、パソコン製品を中心に販売しているソフマップでECサービスのリニューアルや新サービスの立ち上げを担当した後に、ネットイヤーグループでクライアントサービスの経験を積む。

 2008年にゴルフポータルサイトのゴルフダイジェスト・オンラインに入社。IT戦略室長、情報活用推進部部長などを歴任し、お客さま体験デザイン本部(現UXD本部)を設立後に、同本部長を経て2018年に執行役員CMO/CIOに就任。データ活用と顧客中心のマーケティング設計を徹底しフルファネルでのアプローチを行い、会員数を150%に伸ばすなど同社の成長に大きく貢献した。また、CRM領域の知見を活かして、特にスコア管理アプリを重要な顧客接点として注力。EC通販、クラブの買い取り、ゴルフ練習場の予約など、ゴルフに関わるサービスを総合的に展開している強みをもとに、数々の施策によりサービスのクロス利用者を140%にまで増加させるなど、会員基盤の拡大とエンゲージメントの向上によって売上や利益の連続成長に寄与した。

 さらに、マーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ」のカウンシルメンバーも務め、EC・通販領域を中心に、現在のマーケティング業界を牽引してきた。今後の意気込みとして、志賀氏から次のコメントが寄せられた。

「ゴルフダイジェスト・オンラインには15年ほど在籍し、ITやCRM、最近ではAIなどのさまざまなことに取り組みました。マーケティングという観点では『ゴルフ』を中心に、ECやゴルフ場の予約、メディア運営、スコア管理、レッスン予約など、お客さまとのタッチポイントを数多く生み出してきました。今後もより多くのタッチポイントとお客さまの解像度を上げることはできるかもしれませんが、世の中にはゴルフダイジェスト・オンラインのように全方位的にマーケティングが実行できる領域は少ないと感じていました。そこで趣味嗜好などの特定の業界ではなく、より一般的な医療・福祉領域に転職をし、ゴルフダイジェスト・オンラインで実践してきたノウハウがあまり適用できない環境にチャレンジすることを決心しました。これから私がチャレンジする医療や福祉の領域で、ゴルフダイジェスト・オンラインのようなモデルをつくれるかもしれませんし、それは難しいかもしれません。難しい場合には、特に私の得意領域であるUXやCRMを軸として、今後市場規模が拡大していく医療・福祉領域をマーケティングの力で貢献していきたいです。またマーケティングに加えて、よりエンパワーメントしていくにはAIの活用は欠かせないと考えているので、積極的にAIを活用して日本の医療・福祉の未来をより良い業界にしていきます」

※以下、志賀智之氏が「CRM(顧客関係管理)」について解説した用語解説
CRMとは何か?データを活用した顧客体験の向上【トップマーケター直伝 マーケティング用語解説:GDO 志賀智之氏】

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