ダイレクトアジェンダ特別企画 #01

【超実践的】アスクル・オイシックス・バルクオム・ビームスのECリーダーが語るGoogle、Facebook 、LINE活用法

注文完了画面が非常に「もったいないケース」が多い

西井 「動画」「記事広告」「商品リスト広告」といった手法別の話も聞いてみましょう。こちらも各社でかなり違いがあるようです。まず、動画はどうでしょうか?

野口 「アンボクシング(Unboxing)」動画には、かなりの効果を感じています。

西井 オイシックスはまだ実践できていないので、パクらせてください(笑)。オイシックスでも、動画はここ2~3年ずっと活用しています。LPに仕込んだ動画によってお客さまの商品理解が深まると、定期購入率が高まるのを実感しています。

野口 オイシックスは、定期購入の注文完了画面で「こういう農場でこういうふうにつくった農作物を、いまお届けする準備をしています」という内容の動画を再生していましたよね。

西井 はい。広告が、ともすると企業側が言いたいことだけを言ってしまいがちです。お客さまが意思決定するまでに必要な情報と、企業側が言いたいことは、使い分けるといいと思っています。

 さまざまな企業のEC活用のコンサルティングをしていると、注文完了画面で非常にもったいないことをしているケースが多いと感じているんです。注文フェーズに早く進んでもらうことも大事ですが、購入後のコミュニケーションスペースを有効に活用することも考えたほうがいい。お客さまにとってどうあるべきかを考えると、工夫の余地があるところだと思います。
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