House of Instagram #02Sponsored

Instagramの効果を最大限に引き出す“とっておきの方法” Facebook Japanの南勲氏、藤田啓輔氏が解説「好きと欲しいをつくるキャンペーンの設計方法」

前回の記事:
「好きと欲しいをつくる」、Instagramではじめるブランド成長と顧客獲得を徹底解説。
 Facebook Japanは、マーケター向けオンラインセミナー「House of Instagram」を2021年9月15日にオンライン開催し、マーケティングにおけるInstagramの活用方法について、「ブランディング」、「コマース」、「ポストCookie時代への対応」、「中小ビジネス」と項目を分けて解説した。 第一弾のレポートでは「好きと欲しいをつくる」、Instagramではじめるブランド成長と顧客獲得を徹底解説した。今回は、Instagramで最大限の効果を得るために、どのようにマーケティング戦略に組み込めばいいのか。Facebook Japanの南勲氏、藤田啓輔氏が成功事例を交えながら解き明かした講演をレポートする。
 
 

ビジネスにとって、なぜInstagramが重要なのか?

 セッション前半は南氏が登場し、「あなたのビジネスにとって、なぜInstagramが重要か?」、「Instagramで成功するキャンペーンの特徴」、「好きと欲しいをつくるキャンペーンの設計方法」の3つのテーマについて話した。
    

            
 Instagramの月間アクティブアカウントは、世界では10億を抱え、日本では2019年時点で3300万以上と、幅広い利用者の生活に密着したプラットフォームに成長している。その理由のひとつを南氏は、「憧れの世界を描いた投稿だけでなく、実際に日々の生活に役立つ情報や試してみたくなる動画など、コンテンツの多様化が進んでいる点にあります」と話す。さらに、「日本ではハッシュタグを利用して能動的に情報を探し求める傾向が強く表れています。日本の利用者がハッシュタグを検索する回数は、グローバル平均の5倍にもなっています」と分析した。
           

           
 Instagramの成長を後押しする一因に、利用者にとって興味のある投稿を優先的に表示する独自のアルゴリズムがあるそうだ。「好きなものを探し当てたいという強い探究心と、アルゴリズムによる偶発的な発見が相まって“好き”と“欲しい”を求める利用者が集まり、繰り返し利用するという行動連鎖をつくり上げています」と力を込める。

 さらに、ユーザーはInstagramで気に入ったブランドと出会うと、その投稿を保存したり、紹介されている商品を購入したり、行動を起こす。こうした特徴からInstagramはブランドからの発信や広告に対する重要性が高く、「利用者の45%はブランドからの投稿が表示されることを歓迎」、さらに「62%がブランドと意義ある繋がりを築くことができる」と回答している。「Instagramは、好きと欲しいを同時につくれる唯一無二のソーシャルメディアであると考えています」と南氏。
    

巧みな広告キャンペーン展開で成功するための3つの特徴とは?

 続いて、Instagram広告キャンペーンを展開し、成功した事例を紹介。アディダスジャパンのストリートファッションライン「adidas Original」はInstagramファーストなクリエイティブやコンテンツによるキャンペーンを行った結果、フォロワー増加率が実施前に比べて293%と伸び、商品の売上も大きくアップしたそうだ。

 その他、ジョンソン・エンド・ジョンソンの化粧品ブランド「ドクターシーラボ」はInstagram経由でキャンペーン中に6500個の商品を売り、パナソニックの「オーブントースター ビストロ」は前年同期比2倍の売上を記録したという。
 


               
 「成功した広告キャンペーンには3つの特徴があります。まず、Instagram専用のクリエイティブを活用し、多面的にブランドのストーリーを伝えていること。2つ目は、利用者とのエンゲージメントを高める仕組みでコミュニティを通じた共感をつくり上げたこと。3つめは、当社でまとめたメディアプラン必勝パターンを有効活用し、偶発的な発見を最大限に生み出したこと。この3つを巧みにキャンペーンに織り込んでいくことで、好きと欲しいをつくるキャンペーンが実現できます」(南氏)。

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