ネプラス・ユー大阪2023 #05

ネプラス・ユー大阪2023が開幕 トップマーケターが大阪に集結、テーマは「現場力~Go beyond your territory~」

前回の記事:
オルビス社長、小林製薬CDOが登壇、デジタルは当たり前の経営者が語る「マーケティングの現場力」【ネプラス・ユー大阪2023 セッション】
 

「現場力」をテーマに、1日目から活発な議論が展開


 関西を中心に日本のマーケティング界を活性化させるマーケティングカンファレンス「ネプラス・ユー大阪2023 (主催:ナノベーション)」が7月12日、大阪(UMEDA SOUTH HALL)で開幕し、会場はマーケターの熱狂に包まれた。

 初日のオープニングキーノートは「長年愛される『串かつだるま』の人気の秘訣に迫る」というテーマで、大阪を超えて全国からファンを集める串かつの元祖「串かつだるま」を経営する一門会 代表取締役会長兼社長の上山勝也氏が登壇した。現場主義の経営を通じて、ソウルフードと呼ばれるほどの串かつブランドを確立させた秘訣を近畿大学 経営戦略本部/本部長の世耕石弘氏が聞き手として掘り下げた。

 具体的には、常にお客さま視点に立った店舗オペレーションを徹底しながら、時代に合わせて変える部分と変えない部分を明確にした戦略や、同店の象徴とされる『串かつだるま』人形の誕生秘話、事業を通して大阪新世界の文化を形成したエピソードなどを語った。最後に、上山氏は参加するマーケターに向けて、どのような施策や取り組みでも「面白い」を仕掛けようとメッセージを残した。
  
(左から)近畿大学 経営戦略本部/本部長の世耕石弘氏、一門会 代表取締役会長兼社長 上山勝也氏

「電通 澤本嘉光氏が語る『事業成長を引き寄せるクリエイティブの底力』」というセッションでは、スピーカーに電通グループ グロースオフィサーの澤本嘉光氏、モデレーターにスープストックトーキョー 顧問の工藤萌氏が登壇した。マーケターとクリエイターの現場での関わり方やクリエイティブジャンプなど、マーケティング施策を成功させるための方法や可能性を語った。

 そのほかのセッションでは、新規事業や生成AIをテーマに議論が行われた。
 

オルビス社長の「現場力」とファミマ CMO足立氏のマーケティング戦略に迫る


 2日目も見どころ満載の公式セッションが行われる。「デジタルは当たり前の経営者が議論。『マーケティング現場力』に踏み込む」というテーマで、スピーカーにオルビス 代表取締役社長の小林琢磨氏、モデレーターに小林製薬 執行役員CDOの石戸亮氏が登壇する。テクノロジーの発展により、顧客の状態が変化する中でマーケターや事業責任者に求められる「行動力」と「現場力」などについて議論を深める。

 キーノートでは、「本当の『現場』はどこにあるのか?」というテーマで、コルク 代表取締役社長の佐渡島庸平氏と、DINETTE 代表取締役の尾﨑美紀氏が事業成長のヒントを語る。「現場力」というキーワードに直結するタイトルのもと、講談社時代に『宇宙兄弟』や『ドラゴン桜』といったヒット作品を数多く手がけ、現在は新人マンガ家の発掘なども手がける佐渡島氏と、美容メディア「DINETTE」やコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)」などの運営で、美容業界からも注目されている尾﨑氏との化学反応に注目が集まる。

 そのほか、ファミリーマート エグゼクティブ・ディレクター チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)の足立光氏による講演「ファミリーマートのマーケティング戦略と意図」や、八代目儀兵衛 取締役CMOの神徳昭裕氏とSEAM 代表取締役の石根友理恵氏をスピーカーに迎えて、シェラトン都ホテル東京 取締役 総支配人の能川一太氏がモデレーターを務めるセッション「ビジネスをスケールさせるコミュニケーションの極意」など見逃せないコンテンツが予定されている。



「ネプラス・ユー大阪2023」のテーマは「現場力~Go beyond your territory~」になる。インターネットやAIなどテクノロジーが発達し、変化の激しい現代では、実際に現場を見て一次情報に触れることが重要になる。そこで、マーケターが「現場」で時代や顧客の変化を捉え、普段会わない人とつながり、そこから生み出される新しい発想によって、自らの能力と仕事の領域を越えることを目指している。

ネプラス・ユー大阪2023 公式サイトは、こちら

マーケターに役立つ最新情報をお知らせ

メールメールマガジン登録