マーケティングアジェンダ東京2023 #03

味の素冷凍食品で数々のヒット商品の戦略を手がけたプロフェッショナルから学ぶ成功法則【マーケティングアジェンダ東京2023】

前回の記事:
激戦市場の突破口となったアイデアとは? 急成長ハワイアンカフェ 「コナズ珈琲」の成長戦略【マーケティングアジェンダ東京2023】
 

味の素冷凍食品ヒット商品のアイデア発見に迫る


 2023年12月7日から8日にかけて、国内外のブランド企業などのトップマーケターが集結するカンファレンス「マーケティングアジェンダ2023(主催:ナノベーション)」が都内(ベルサール渋谷ファースト)で開催される。

 初日のオープニングキーノートでは、「50歳で社内転職した冷凍食品ビジネスの成功と失敗」と題して、味の素 執行役常務 岡本達也氏の登壇が決定した。モデレーターは、Preferred Networks SVP 最高マーケティング責任者 兼 イトーヨーカ堂 アドバイザーの富永朋信氏が務める。

 岡本氏は味の素に入社後、「Cook Do」などの開発や販売戦略などのマーケティング業務に従事した後、2014年に味の素冷凍食品に出向。それ以降、「ザ★チャーハン」、「ザ★シュウマイ」などの「ザ★シリーズ」を手がけてきた。味の素の「ギョーザ」ブランドと並び、男性が満足できる「ザ★シリーズ」としてブランドを確立し、現在では「ザ★から揚げ」、「ザ★ハンバーグ」など含めた4つの商品が定番化している。2023年4月にはマーケティングデザインセンターを設立し、同センター長として、100年先の未来を見据えた味の素全体のマーケティングプロセスの組織改革を推進している。

 そこで今回は、国内においてトップシェアを誇る同社で数々のヒット商品に携わってきた岡本氏の戦略やアイデアについて掘り下げ、自身の成功と失敗をもとに、マーケターのヒントとなる経験を語ってもらう。
  

マーケティングアジェンダ東京2023 公式サイトは、こちら

 マーケティングアジェンダは、各業界の取り組みや課題解決に向けた方法を集中的にディスカッションすることで互いを刺激し合い、今後の仕事に役立つネットワークを深めていく場になる。

 今年のテーマは「アイデアの発見」だ。マーケティング戦略に基づいて施策を実行し、ターゲットに情報を届けるうえで、大きな差を生む要因のひとつはアイデアのクオリティになる。そこでキーノートや様々なネットワーキングを通じて、マーケターの頭の中にあるアイデアを成長させたり、新しいアイデアを生み出したりする思考方法を身につけることを目指す。
 

キーノート#1 登壇者プロフィール

 
 
岡本 達也 氏
味の素
執行役常務

1987年味の素入社。1996年から家庭用商品(「ほんだし」、「CookDo」、「ピュアセレクトマヨネーズ」、「クノールカップスープ」他)の開発・販売戦略などのマーケティング業務に従事。2014年味の素冷凍食品に出向。執行役員マーケティング本部家庭用事業部長着任後「ザ★」シリーズを手掛ける。2019年味の素 執行役員就任。2022年執行役常務食品事業副本部長就任。2023年4月にマーケティングデザインセンターを設立しマーケティングデザインセンター長として、味の素のマーケティングプロセスの組織改革を推進し、100年先も愛されるブランドを目指す。
 
 
富永 朋信 氏
Preferred Networks / SVP 最高マーケティング責任者
イトーヨーカ堂 / アドバイザー

1992年大学卒業後、コダック社に入社。以来、日本コカ・コーラ、西友、ドミノ・ピザジャパンなどマーケティング関連職務を7社で経験。うち、西友、ドミノピザでなど3社ではCMOを拝命。2018年9月より現職。座右の銘はいろいろあるが、今のお気に入りは「過ぎたハンサム休むに似たり」。
 

マーケティングアジェンダ東京2023 開催概要

 
名称
マーケティングアジェンダ東京 2023
日時
2023年12月7日(木) - 8日(土) <2日間>
会場
ベルサール渋谷ファーストB1ホール
〒150-0011 東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワーB1
参加者
250名
参加方法
ブランド枠:無料(事前審査制)
プレミアムブランド枠:150,000円(税込165,000円)
パートナー枠:350,000円(税込385,000円)
主催
株式会社ナノベーション
特別協力
アジェンダノート(Agenda note)

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