マーケティングアジェンダ2025 #16

ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2025 副賞贈呈式&審査講評会を開催 ビーケージャパンHD「今後の活躍の一助になれば幸せ」

 今年5月、熱狂のうちに幕を閉じた、35歳以下の若手クリエイターが企画アイデアを競い合うコンペティション「ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2025」。

 その受賞者に副賞を贈る贈呈式が8月29日に開催された。会場となった、同コンペの課題提供企業 ビーケージャパンホールディングスのオフィスに審査員や受賞者らが久々に集まり、交流を深めた。

 ヤング・クリエイティブ・アジェンダは、世界最高峰の国際広告賞である「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(通称:カンヌライオンズ)」内の「ヤングライオンズコンペティション(通称:ヤングカンヌ)」からインスピレーションを受けて創設されたもの。

 マーケティングアジェンダ2025(ナノベーション主催)内のプログラムとして開催され、ビーケージャパンホールディングスから提示された「WHOPPER(ワッパー)の『純粋想起』を強化するマーケティングキャンペーン」という課題に対して、19チームが企画アイデアを競い合った。

参考:ヤング・クリエイティブ・アジェンダ2025結果発表

 贈呈式では、ビーケージャパンホールディングス マーケティング本部 シニアマネージャーの野田裕太氏が「作品はいろいろな角度から表現されていて、当社代表の野村も大変楽しませていただき、胸が熱くなったと聞いています。私も野村が現地で撮った動画を見て、現地の盛り上がりを感じました」と振り返った。
  
副賞贈呈式であいさつしたビーケーシージャパンホールディングスの野田裕太氏
 

 また、「コンペが終わって一度は解散した皆様が、我々のオフィスで再会したことを、大変うれしく思っています。この再会が、皆様の今後の活躍の一助になればとても幸せです」ともコメント。副賞として、看板商品であるワッパーの無料券の目録を受賞者に手渡した。

 
野田氏(右)から目録を受け取る受賞者
 
野田氏(右)から目録を受け取る受賞者

 

審査員長 萩原氏「どのチームがグランプリになってもおかしくなかった」


 この日は、審査員による作品の講評会も行われた。審査員長を務めたリクルート マーケティング室 クリエイティブディレクター/部長の萩原幸也氏、審査員を務めたビザ・ワールドワイド・ジャパン 取締役 マーケティング本部長の里村明洋氏、花王 マーケティングイノベーションセンター長の伊藤浩史氏が出席した。

 

 萩原氏は「上位の3チームに関しては、審査の観点が少しでもずれていたら、どのチームがグランプリになってもおかしくなかったと思っています」と総評。また、審査講評会に参加したチームの作品一つひとつに対して、3氏がフィードバックを行った。

 参加クリエイターからは「着眼点の種については、おそらくどのチームも近しいところまで到達していたのではないかと思う。種から花へ成長させるポテンシャルの見極め方を、どうしたら培えるか悩んでいる。この点に関してお考えがあれば伺いたい」といった質問・相談が寄せられ、それらにも一つひとつ回答した。
  
手をワッパー型にしたポーズで記念撮影。ビーケージャパンホールディングスのオフィス内ラウンジにて

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